2019年3月の記事一覧
ネオテニーとして生きる
少女民俗学という本によると、日本では本来子供(女)は13歳くらいで成人を迎え、若い大人(女)として社会参加してきたらしい。それが近代化により身体的に成人しても成人とみなされない期間(少女)が生まれ、性別に直接縛られない独自の文化が育まれることになった。少女たちは主に学校や家庭に閉じ込められ、非生産的な生活をおくり、やがて結婚という形で卒業していく。その限られた期間の中での少女のありようが、不確かな
もっとみる少女民俗学という本によると、日本では本来子供(女)は13歳くらいで成人を迎え、若い大人(女)として社会参加してきたらしい。それが近代化により身体的に成人しても成人とみなされない期間(少女)が生まれ、性別に直接縛られない独自の文化が育まれることになった。少女たちは主に学校や家庭に閉じ込められ、非生産的な生活をおくり、やがて結婚という形で卒業していく。その限られた期間の中での少女のありようが、不確かな
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