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リクトー日記

最近、僕は創作をしている。物語を書いているのだが、悪くない手ごたえがある。ひとことで言うとイケイケな感じだ。

でもいざ発表したら全然駄目かもしれない。誰も読んでくれないし、たまたま読んでくれた人は僕の作品を貶すかもしれない。そういう恐怖がある。もしそうなったら僕はとても悲しい。泣いてしまうかもしれない。あの小さくて愛らしい生き物、ちいかわのように。

でも僕がちいかわのように泣いても、誰も慰めてくれない。ハチワレは僕にはいない。うさぎもいないので、遊ぶこともできない。すべては虚しい。いっさいは過ぎゆく。あるのは死。死ばかりだ。歳をとったなと思う。このまま死に近づいていくのだな、と思う。

最近はまた村上春樹を読み直している。ある程度読んだら次はフィリップ・K・ディックを読むつもりだ。僕はオポンチキだ。