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望ましいDiscordサーバーの運用

僕は数々のDiscordサーバーを渡り歩いてきた。200は入ったと思う。でも今の所よくなじめたと思えるようなサーバーはひとつも存在しない。たぶん僕はどこにいっても異分子なのだろう。誰とも仲良くなれない。そういえばツイッターでも親しいユーザーが存在しない。とても寂しい。

僕はDiscordサーバーを運営した経験がない。でもこの記事では、僕がこうであってほしいと思うDiscordサーバーの運用方法について書く。勝手に書く。僕の妄想を書く。

ここに記したのはあくまでも小規模なサーバーのあり方だ。つまり99%のサーバーに向いている。活動が大規模なところにはふさわしくないだろう。ちなみにジョインしているユーザーの数は規模といっさい関係ないというのが僕の認識だ。世間にはROMのユーザーが山のように存在する。あーぷらでさえ僕の感覚では小規模である。

目的

重要な項目。かならず設定する。できる限り短く、狭く、かつ具体的にする。

「みんなでゲームを遊ぶサーバー」は駄目である。「みんなでスプラトゥーン3を遊ぶサーバー」はよい。ガチ目的か、ガチは一切排除してエンジョイだけにするかまで決めると、なおよい。スプラトゥーン3は人口が多いゲームなので「カーボンローラーデコ使いがあつまるサーバー」とかにすると、さらによいかもしれない。

ルール

できる限り設定しない。なしがベストだ。理由は、入ってくるユーザーがルールを読むのを嫌がるからだ。少なくとも僕は嫌だ。ルールなどいっさい読みたくない。現実には仕方なく読んでいるのだが、すみやかに内容を忘れるようにしている。

「人に迷惑をかけないようにする」の一文は、絶対に入れない方がいい。僕はこの一文がある場合、管理者は頭が悪いとみなしている。人に迷惑をかけてくる人がいようが、いまいが、管理者にとって気に入らないやつはBANすればいいだけの話だ。ルールなど無用である。ユーザーが「なにがやってはいけないことか分からない」と言ってきても、気にする必要はない。つど管理人に聞くよう指示するか、無視でいい。

ルールには、やってはいけないことだけを具体的に書こう。ただ、それがネット上や社会において常識とされているものは、書かない方がいい。それを書くと「こいつ馬鹿だな」と参加者から思われる。

小規模なサーバーは、法ではなく人で統治する。

テキストチャンネルの構成

テキストチャンネルは数がすくないほどよい。一つから始めて、書き込みの様子を見て、慎重に一個ずつ増やしていく。chを増やしたいという気持ちは抑えこもう。

僕がこれまで見てきたサーバーの中で最悪の構成は、一人につき一つのchを用意することである。これは究極の、新規に排他的なサーバーであった。各人は自分に用意されたchにひとりごとを書き込んでいく。他の人はそれを読んで、反応したければそのchに書き込む。

こういうことをすると、まともな想像力がある者なら誰でも分かることだが、そのchに書き込めるのはあくまでもその人と親しい人だけになる。つまり新規ユーザーは書き込めない。事実、そのサーバーには雑談chが1個だけ用意されていたのだが、そこに書き込む人はほとんどいなかった。僕はみんなに溶け込もうと努力して毎日一回あいさつを雑談chに書き込んでいたが、誰も返事をかえしてくれなかった。それどころか最近、とある人からブロックされていることが判明したのだ。本当に馬鹿げているな、と思った。しかも参加者は全員中年なのである。歳をとってもやっぱり馬鹿は馬鹿なんだな、と思った。

別のサーバーの話になるが、こんなこともあった。せっかく書き込んだ内容を「そのchの目的と反するから消せ」と言われたのだ。しかもそれは他者と会話した内容だったから、僕は本当に不思議に思った。Discordサーバーは他者と交流するためにあるのではないだろうか。ルールを優先して交流を否定するというのは、どうなんだろう。しかもそれほど長々と会話したわけではないのだ。そういうことを別々のサーバーで、2度経験した。

管理者のありかた

管理者は、参加してくれた人に積極的に話しかけよう。これがDiscordサーバーの運用で一番重要なことだ。他はどうでもいいと言っていいぐらいである。本当にこれが、これだけが大切なことだ。

最後に

管理人のBAN基準が「おれがムカつくから」は良い。信頼できるサーバーだと言える。一方、「ルールに違反したから」BANするというサーバーは信頼できない。そういう所はつまらない、ないしは居心地の悪いサーバーになるだろう。ルールがどうこういう人は責任から逃げているだけだと僕は思う。

以上。