【前編】２０歳年下の彼との恋愛を卒業して、心の整理をするためのアドバイスをください

■【初めての方へ】ご挨拶とご案内。

■【お勧め記事】「恋愛こじらせ」「依存こじらせ」について50000字以上で深く解説しました。

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【ご相談ここから】

送信者：makiさん

Ryutaさん、はじめまして。ツイッターでRyutaさんの言葉に元気をもらい、noteの記事も読みたいとおもい、メンバー登録しました。

わたしは42歳の既婚者で、小学生の子どもが2人います。去年の暮れから、22歳の大学院生と不倫していました。彼は子どもの家庭教師でした。その彼と、つい先日、もう2人で会わないことにしようと決めました。

心の整理がつかず、それから毎日無気力で、家族にも心配をかけています。なんとか立ち直って元の生活に戻りたいので、アドバイスいただけたらうれしいです。

わたしの夫は仕事ができて、性格は温厚で子煩悩、わたしのことも大切にしてくれていて、文句の付け所がないような人です。結婚してから12年間、家庭は円満でした。

それなのに、20歳も年の離れた男性に心惹かれて、戸惑いや恥じらいを感じながらも、自分を抑えることができず、体の関係を持ちました。

それからブレーキがきかなくなって、一緒にいればいるほど好きになって、気がついたらわたしの方が彼に夢中になっていました。

彼には彼女がいて、わたしは既婚者で、最初からお互いに割り切った関係でいようと約束していたのに、無理でした。

もう2人で会うのはやめようと話した日も、わたしは泣いてしまって、彼を困らせてしまいました。別れ際に彼から、「最後にもう一度ふたりで会おう。また連絡するから。」と言われましたが、それから音沙汰はありません。

別れ話の数日後にわたしから一度メールしました。「今までふたりで過ごしたことは、全部忘れてね。たくさん願い叶えてくれて、嬉しかったよ。ほんとうにどうもありがとう。陰ながらずっと応援してるね。」と送りました。彼からは「また会う機会あるし、惜別の言葉みたいなのやめてください。」と返答がありました。

それに対して「ふたりで会う時間がなくなるのは、わたしにとっては、すごく寂しいよ。
」と送りましたが、返答はありませんでした。

家庭教師の契約は解消しましたが、相変わらず子どもたちとは仲が良く、子どもたちはLINEで連絡をとっているような関係です。

わたしは夫から触れられることが受け入れられなくなってしまい、夫に気づかれないように距離をとっていますが、そのことも苦しいです。離婚も考えましたが、誰も幸せにならないような気がして、わたしが気持ちを整理して今までと変わらない生活ができれば全て丸く治るとおもっています。

でも、気がつくと未だに大学生の彼のことばかり考えてしまいます。夜中のドライブ、朝になるまで話したこと、ふたりで見た夕日、つないだ手があたたかかったこと、においが好きだと言われたこと、わたしも彼のにおいが好きだったこと。

長くなってしまいましたが、わたしが今後、自分の人生を歩いていくための道しるべになるような言葉をいただけたらうれしいです。

【ここまで】

makiさん、ご相談ありがとうございます！

今日も今日とて真夏の暑さにも負けず燃えさかるような恋愛に飛び入るRKメンバーでございます。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

こう気温と湿度が高いと水分だけでなく、色々な栄養素が身体から流れ出ていきますので、水分だけでなく塩分やビタミンも意識的にとるようにしましょうね。

お子さんの家庭教師との恋愛とはまるでドラマのようなストーリーですが、makiさんの相談文面だけでも気分屋な感じで連絡をとったり連絡をスルーしたり、別れようと言ったかと思えば「惜別の言葉みたいなのやめてください」と送って来たり、「ワルイオトコ」な臭いがプンプンしますよねぇ～。

２２歳とお若いのにmakiさんが惹かれるということは、きっと男らしさや女性が喜ぶような気遣いも兼ね備えているのでしょう。

おまけに、手を繋いだ感覚や体臭の相性も良いとなると離れられませんよね。
女性は五感で恋をする生き物とはよく言われたものですが、特に女性は嗅覚と触覚が男性より発達していると言われています。生理的に無理ならぬ、「生理的に好き」という相性の良さがあるとなると、いかんとも離れがたいものです。

一方でmakiさんには、

ーーわたしの夫は仕事ができて、性格は温厚で子煩悩、わたしのことも大切にしてくれていて、文句の付け所がないような人です。結婚してから12年間、家庭は円満でした。ーー

こんな、完璧な旦那様がいて、温かい円満な過程があります。ここで盲目的になればmakiさんと旦那さんとの関係や、今の幸せはきっと崩れていってしまうでしょう。それを理解しているからこそmakiさんはつらい。ジレンマですね。

どういう考え方をしていけばいいのでしょうか。紐解いて、乗り越えていきましょう。

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さて、どういう理由なのか「ワルイオトコ」と恋愛しがちなRK女子の皆様ですが、これはどういう傾向なんでしょうね。

これは、当noteには自立系女子が多いのとも関係してそうではあります。自立系女子って家庭環境とか周囲の環境の影響で学生時代などに「真面目ちゃん」をしてた方がすごく多いです。すなわち自立系だと、学生時代にちゃんと「学生」をできなかったケースがあるんですね。(同様に、子ども時代にちゃんと「子ども」をできなかった自立系女子も多いです。これはインナーチャイルドやアダルトチルドレンの話で、当記事のテーマからは逸れるので割愛します)

学生時代にちゃんと「学生」をできなかったというのは、学生時代にちゃんと「青春」とか「燃えさかるような恋愛」をできなかったということとも重なります。makiさんがそうかは分かりませんが、一般的な傾向としてこういうことはよくあります。これは自立系女子が悪いわけではなく、ひたすら周囲の環境と、その環境から来た観念に起因するものです。要は、「遊べなかった」ということですね。

インナーチャイルドとの対比で言えば、差し詰め、「インナー・ステュ―デント(生徒)」「インナー・ピューバティ(思春期)」というところでしょうか。ステュ―デントはなんかちょっとニュアンスが違うか。

真面目な学生時代を過ごし、社会人を経て、素敵な人と結婚し、ふたりのお子さんにも恵まれ…ということで一見makiさんの人生は順風満帆そのもののようにも見えますが、makiさんがもし当noteでいう「自立系女子」だったのだとしたら、思春期時代に「思春期」をできなかったというのも、今回の恋愛の大きな要因にはなっていると思います。

書いてきたように自立系女子のなかには、「踏まえるべき段階を踏まえることができなかった」という人が多くいるんですよね。

お相手の２２歳という年齢も、あくまで一般論で言えば、makiさんと同年代の女性が恋愛対象として心惹かれるような年齢ではないと思うんですね。(もちろん、恋愛は年齢だけでなく、相手の人間性や、雰囲気や、それこそ「におい」なども要素に入ってくるわけですが…)

そういうところから考えても、makiさんはもしかしたら「素通りしてしまった青春」のようなものを、２２歳の彼を使って取り戻そうとしているという仮説も成り立つかもしれませんがいかがでしょうか。

もちろんただのひとつの仮説なので全く検討違いなことを言っていたら申し訳ないのですが、自己分析をする際に、ひとつの考え方として取り入れてみて欲しいです。

「自分は果たして自立しすぎていなかったか」「自分はもしかしたら思春期を楽しめなかったのではないか」「自分は失われた思春期を、彼を利用して取り戻そうとしているのではないか」…そんな仮説ですね。

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ご相談文から見るに、makiさんの旦那さんは男性として見ても人間として見ても圧倒的に成熟している方で、温かく、包容力があり、とても器の大きい人なのだと思います。そんな優秀で器の大きい人でなければ、12年もの長きにわたり妻と子を大切にしつつ、家を守っていくことはできません。

凡庸以下の夫であれば、子が生まれて12年も経てばとっくに妻から愛想を尽かされているものだからです。これは、世の女性たちにものすごく共感してもらえる話だと思います。すなわち、makiさんの旦那さんは「希少種オブ希少種」ということですね。それほど素晴らしい男性だということです。そんな旦那さんの圧倒的な素晴らしさは、makiさんが一番よく知っていると思います。

そんな旦那さんと比較すれば、(人は年齢では判断できないにせよ)２２歳の大学生の彼などはまだまだお子ちゃまそのものでしょう。繰り返しますが人は年齢では判断できません。その彼にも良いところはたくさんあるのだと思います。お子さんの家庭教師をされているということで、きっと頭もいいのでしょう。

でも、「パートナーとして見た場合の成熟具合」だけ切り取ってみてしまえば、、、私がコメントするまでもないほどだと思います。

以下、けっこう辛辣なことを書きますのでメンバー限定にします。