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物心ついた時から、親や周囲の人が自分に注目してくれないとすぐ不安になり、周囲の人の気を引くような行動を繰り返す行動パターンがありました

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【ご相談ここから】


送信者:ゆうたさん


はじめて送らせていただきます。

RKサロン歴3か月の30代男性です。日々楽しく学ばせていただいております。

私の悩みは自らの承認欲求の強さについてです。

私は物心ついた時から、親や周囲の人が自分に注目してくれないとすぐ不安になり、周囲の人の気を引くような行動を繰り返す行動パターンがありました。

その行動パターンはさまざまで意味もなく怒り出したり、物を蹴飛ばしたり、奇声を発したり、3歳年下の妹をイジメたりすることもありました。

特に親戚の集まりではそのような行動が顕著となり、帰省や親族の集まりなどの度に親に「アンタはどうしていつもは良い子なのにこういう場になるとおかしくなるの」と叱られていました。

成長して大人になり、さすがに奇声を発するなどの行動はしなくなりましたが、例えば呑みの席や友人との集まりでは注目されないことへの不安が相変わらず強すぎるなと感じます。

例えば会話に入れなかったり、周囲が盛り上がってノリについていけない時に強く疎外感を感じてしまいます。そんな風に疎外感を感じている自分が嫌で無理にウケを狙おうとして空回りして帰宅後に1人で猛省をすることも多いです。

普段はお堅めな職場で働いていることもあり「ゆうたさんってシラフの時と酒の席のギャップがすごいですよね」と後輩に言われたこともあります。お酒が入ると幼少期の傷がぶり返して、親族の集まりで注目されたかった心理が発動するのでは?と自己分析しています。

また、過去のパートナーとの関係では「尊敬されたい」「優位でいたい」という心理がつよく、元彼女に対してつい張り合ってしまいマウントをとってしまい、それが一因になって別れて欲しいと言われ破局したこともあります。

今の交際相手にも「ゆうたってモラっぽいところあるよね」「そういうところ直した方がいいよ」とつい先日喧嘩した時に言われました。自覚しているぶん、そんな自分のどうしようもなさに八方塞がりになっています。

これまでは自分の生き辛さについてここまで言語化できたことはありませんでしたが、Ryutaさんのnoteに出会い幼少期を振り返っていくなかで自分の生きにくさのパターンや心理をよく知ることができて感謝しています。

承認欲求が強すぎる場合、どのようなことから始めていくのが良いでしょうか。

宜しくお願い致します。


【ご相談ここまで】



ゆうたさん、ご相談くださりありがとうございます!

幣noteは女性読者が9割ということで、男性からの相談はすごく珍しいのでとても嬉しいです。

ホンネを言いますと、実は男性の方が傷ついている人が多いですから、男性にこそ私の発信やカウンセラーなどの発信を見て欲しいと思うんですよね。。

全員がそうとは言いませんが割合的に、女性のほうが「自分の弱みを見せる」ということについて抵抗が薄い人が多いです。

それは、女子が小さな頃から自分の感情をシェアしたり共感し合ったりするコミュニケーションに慣れ親しんでいるからでして、喜怒哀楽を分かち合う喜びや大切さを体感レベルで良く知ってるからなんですよね。

共感のコミュニケーションが得意ということは、自分の弱みをさらけ出すことや自分のネガティブ感情を打ち明けることもスムーズにしやすいということ。だから、女子の方が傷ついても治癒が早い傾向があるんです。

すごーく極端な例を言えば2023年度の自殺者数は男性の方が女性の2.07倍多かったということで、男性の方がメンタルの鬱屈をため込んでしまう傾向があることが分かると思います。

もちろん、「男性のほうが外に働きに出ているからそのぶんストレスをためやすいんだ!」という声も理解できますが、それを言ったら「女性の方が家事やら育児やらでストレスを溜めこみやすいんだ!」と主張することも可能ですから、「男性の方が大変!」「女性の方が大変!」という議論はここではナンセンスだと思うんですよね。亡くなった人の心理分析はできないから想像にはなってしまいますが、私は、「男性の方が心の傷を癒すのが不得意」というところに原因のひとつがあると思っています。



とまぁ、分かりやすくするために極端な例をあげてみましたが、これは実はゆうたさんの今回のご相談内容にも関わってくることです。

どれが関わってくるのかと言うと、「弱みをさらけ出すのが苦手」という部分ですね。きっとゆうたさんにもこの傾向が強くあるのではないでしょうか。

もちろん、当noteメイン読者の自立系女子のみんなにも関わってくる話です。

さきほど「女子は弱みを見せるのが得意」みたいなことを書きましたが、自立系のみんなは例外ですよね。「誰にも弱さを見せられない」「誰にも鎧の内側は見せられない」孤独な女武者が自立系女子というものでして、「共感で繋がるコミュニケーションは理解できても、弱みなんて生まれてこのかた誰にも見せた経験ないでござる」というのが彼女らの生態です。

そんな、見た目は女子、中身は漢、両性具有な自立系女子のみんなにも、今回のゆうたさんの話は非常に共感できるとともに、参考になる部分が多いと思いますので是非読み進めてみて欲しいです。



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