罪悪感についての長文ポストと解説


【Xポストここから】


親との関係が辛かった人は「私は幸せになってはいけない」と思いやすい。

親から無条件の愛情を受け取ることで自己肯定感は育っていく。

常に叱られ続け「親の期待に応えた場合のみ褒められた」という場合、自己肯定感が著しく下がる。

「私は幸せになってはいけない」という罪悪感が強くなります。

「私は幸せになってはいけない」そんな罪悪感が強いと、
あえて「一緒にいると不幸になりそうな人」と付き合ったりなど、
「自分を不幸にする選択」を無意識的にとるようになります。

「幸せになりたいのになんで…」と悩む人は多いですが、実は不幸を呼び寄せる心理的罪悪感が強いケースがある。

「私は幸せになっていい存在」ということを、許可していくのが大切なのです。


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ここまで元ポスト

以下ポストの続き

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【続き】

「私は幸せになってはいけない」という罪悪感について、もう少し掘り下げてみたいなと思います。                                                                                                                                                                                  

元ポストでは「幸せにしてくれない人を引き寄せてしまう」という例を書きました。

私の元によく寄せられる悩みだと、例えば「付き合う相手がいつも不誠実な人ばかり…」というものですとか、
「話し合いになると心を閉ざしてくる相手ばかり…」ですとか、
「いつも寄ってくるのは身体目的っぽいクズ男ばかり…」というものがあります。

いずれも、間違いなく「幸せにしてくれない人」ですよね。

心の奥底に「私は幸せになってはいけない存在」「私は罰せられるべき存在」という罪悪感の観念があると、無意識に幸せを遠ざけるようになります。

つまり、パートナーシップで言えば、「幸せにしてくれる人」を遠ざけてしまうというとですね。


「幸せにしてくれる人」の例をあげるなら…

・誰よりも大切にしてくれる人
・優しくて誠実な人
・信頼できて安心を与えてくれる人
・話をよく聞いてくれて、自分が思ってることも素直にシェアしてくれる人
・自己肯定感が高く、相手だけでなく自分のこともちゃんと大切にしている人

例えば、上記の人が一般的には「幸せにしてくれる人」ですが、
深層の罪悪感が強すぎる人って、こういった「幸せにしてくれる人」を遠ざけてしまいがちなんです。

なお、その際に(遠ざけてしまう際に)、表面的にはどういう思考が出てきやすいかというと、
「あの人は誠実だけどキュンとさせてくれない」ですとか、
「あの人は優しいけど男性的魅力が足りない」ですとか、
「あの人といれば幸せになれそうだけど付き合う対象としては何か違う」ですとか、
そういった発想が出てきやすいように思われます。


自分を強烈に罰してるから、「自分なんて幸せになってはいけない」と思っているから、「私は穢れた存在だ」と思っているから、
条件反射的に、「幸せにしてくれる人」を忌避してしまうわけなんですね。

幸せを怖れる心理である罪悪感。
幸せを忌避する心理である罪悪感。
幸せを遠ざける心理である罪悪感。

そんな罪悪感について、もっと深く知りたい方は、下記の記事などもご覧ください。


【ポストここまで】



昨日のXポストなのですが、けっこう長文で罪悪感について書いてみました。

「Xでは長文は需要がない!!」みたいなことをX専門家(?)が言ってるのを聞いたことがあるので、まぁおそらく需要は無かったのでしょうが(現にそこまで伸びてない笑)、
RKメンバーのみんなにとっては間違いなく需要があるテーマですよね。罪悪感って。



「親との関係」「きょうだいとの関係」「その他近しい人との関係」…
などで傷つきまくって、深層心理の罪悪感を抱いてる人ってけっこう多いです。

特に幼少期の傷は自覚できないことも多く、「私なんて幸せになれなくて当たり前」と無意識で考えてる一方で、
"世俗的な顕在意識"では、「彼氏がいなくちゃいけない」「結婚しなくちゃいけない」「子供がいなくちゃいけない」「女にはタイムリミットがあるのだから」みたいな感じで焦りにも似たような感情が生まれてきます。

そんな風に無意識と顕在意識で感じていることがチグハグになってしまうと、
「奥底では幸せになってはいけない(=罪悪感)って感じてるのに、幸せを目指そうとする(=恋愛や婚活をしようとする)」という自己矛盾で苦しむことになりますよね。

アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感じと言ってもいいでしょう。


心から「自分の幸せ」を求めることができていないのに、世間体やら責任感やら何やらでパートナーシップをつくろうとするととても苦しくなります。

大切なのは、まず、ポストでも書いた「罪悪感」を自覚して、メタ認知的に気づいていくことだと思います。

「私は自分を罰しているのかもしれない」「私は自分の幸せにブレーキをかけているのかもしれない」ということを、立ち止まってよ〜く観察して、把握していくことがまずはスタート地点です。

自覚できれば癒すこともできます。

気づくことができればあとは解決策を模索するだけですが、罪悪感に無自覚だったり、「見て見ぬふり」していたりすると、「幸せになりたいのに幸せになれない」という厳しい現実が続いていくことになるでしょう。

こちらも是非ご覧ください。




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