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超低価格!中国製ライブストリームエンコーダ導入サポート(Liveshell Xが買えない人向け)

ライブ配信実務者向けの記事です。後半が有料記事になっていて、そこには購入や設定のサポート内容を記載しております。なお、「白金ピアノスタジオ友の会」というサークルにご参加いただいた方には、この有料記事をプレゼントしております。サークルへのご参加いただく方がリーズナブルとなっておりますので、友の会への参加をご検討くださいませ。

https://note.com/rkimura640/circle

ライブ配信を手掛けているプロの方、アマチュアの方含め、撮影した映像を最終的にインターネットに乗せて配信する作業はとても肝心です。大きく分けてパソコンを使ったPC配信(ソフトウエアエンコーダー)と、専用のハードウエア(ハードウェアエンコーダ)を使った配信とのどちらかで実施されているかと思います。

私自身、最初はBlackmagic Design製のキャプチャーインターフェースで映像をパソコンに取り込みPC配信をしていました。次にCerevo製LiveShellを導入し、プロ仕様のライブ配信機器の素晴らしさを知りました。しかし1080pに移行する中でLiveShellに不満を覚えるようになり、再びPCを使った配信に戻っています。

ハードウェアエンコーダの最大のメリットは、PCの処理を開放できることだと思います。ライブ配信の本番時は、様々な作業と並行して行われますので、肝心の配信作業を専用機に任せられるのは計り知れない安心感があります。そこでライブ配信実務者の中で「LiveShell X」が広く使用されているのですが、以前から「プロ機器をうたう割に製品に不具合が多いのではないか」という不満があったところに、ダッシュボードへの接続障害が長期化してユーザーの不満が爆発。「ポストLiveShell Xはないのか?」という切実な声が上がっています。

LiveShell X(7万円)に類似する機器が無くはないのですが、もう1段上の価格帯になります。AJA HELO(20万)、AVerMedia se510 (16万)、I-O DATA GV-LSBOX(12万)、TASCAM VS-R265(28万円)などです。使用している方は一部のプロの方に限られるようで、情報もユーザー同士の交流も少ないようです。

前置きが長くなりましたが、ここに来てポスト「LiveShell X」になり得る低価格ライブストリームエンコーダを提唱させていただきます。中国製の謎の機械で、ほとんど情報がありませんが、人柱になって買って使ってみたのですが結構使えそうなのです。

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一万円以内で買える低価格なのが魅力ですが、

・ある程度ネットワークの知識が必要
・取り扱い説明書もサポートも一切ないので、自分で探求する必要あり
・メーカー名もモデル名も謎、メーカーの公式サイトもない
・まず使えるように設定するところでつまずく覚悟がいる
・耐久性や信頼性は今の所不明


なのです。サイズはLiveShell Xより薄くて小さいです。大きさはカロリーメイトの箱くらいです。

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背面は有線LANとHDMIが刺さるようになっています。私はHDMIタイプを購入しましたが、類似製品にSDI仕様のものもあります。

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有線LANとHDMIを挿した様子です。

早速、配信テストをしてみたときのYouTube Live(1080p)のアーカイブはこちらです。白金ピアノスタジオで5分ほどピアノ演奏をライブ配信してみました↓↓↓

マーク入り中国製ライブストリームエンコーダの動作テスト20200308-5-13-screenshot

中国製ライブストリームエンコーダの動作テスト20200308
https://youtu.be/CtCvss_L2Ag?t=79

使用してみた所感ですが、まず本体がほとんど熱くなりません。完全な無音です。動作はとても安定していたので、翌日に長時間動作テストも行いました。

実はこの中国製ライブストリームエンコーダ、複数のストリームを配信することができます。Facebook Live(1080p)とYouTube Live(1080p)の同時配信で長時間連続配信を試しました。

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朝、家を出る前に配信を仕掛けて、途中経過をFacebookでご報告していましたので、見ていた方も居られるかもしれませんが、結果は、Facebook Liveは上限の8時間を完遂、YouTube Liveは夜に帰宅した10時間後も、普通に配信が継続していました。映像がカクついたりすることもなく、平然と動作していて、本体を触ると全く熱くなく、ぬるい温度でした。

LiveShellは動作中とても高温になり、私自身は数時間連続動作させた際に、映像がカクついてくる症状が出たことがあり、熱対策を施して使用していましたが、この中国製ライブストリームエンコーダは熱暴走の心配はなさそうです。本体価格は9000円くらいですが、私は初回ポイントが使えて6300円ちょっとで買えました。

さて、ここまで読んでいただいた皆さんありがとうございます。お前の話はもういいから、さっさと購入リンクをよこせとおっしゃる気持ちとても良くわかりますが申し訳ございません。ここから先が有料コンテンツです。商品の購入先と、私も実際つまずいたのですが、どうやって使える状態にするのかという初期設定について書いてあります。

この5000円という記事価格はフェイクで、「白金ピアノスタジオ友の会」といサークルにご参加いただいた方には、この有料記事をプレゼントしております。サークルは月額500円です。サークルへのご参加いただく方がリーズナブルとなっておりますので、友の会への参加をご検討くださいませ。


https://note.com/rkimura640/circle

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