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推しの人生にわたしが現れた日(JO1デビューシングル『PROTOSTAR』ハイタッチ会)

2023年5月5日、3年越しとなるJO1デビューシングル『PROTOSTAR』発売記念ハイタッチ会が神奈川県にて行われた。

 わたしは推しである與那城奨くんとハイタッチをすることになった。

 今までアイドルを好きになったことがなかったわたしは、もちろん握手会の経験もなく_____思い返してみると一度だけ、当時好きだったスリーピースバンドと握手したことがあったな。懐かしい。

 前日のお昼から、よく食べるで有名なこのわたし、飯が喉を通らず、常に胸いっぱいな状態だった。
 そして推しを目の前にハイタッチを交わした後のわたしの心は「推しはまんまるできゅるきゅるでかわいい 」で胸いっぱいになった。そこに至るまでのわたしの心を書き留めておきたい。


與那城奨の背丈

 まず、お姉さんに「どうぞ〜」と言われ、パーテーションを覗いたその先に生身の與那城奨がいた。「あっいる」と思った。推しは存在していた。名前を呼びながら近づくと、推しは少し屈んで手を出して待ってくれていた。レポでよく見かけていた デカい という単語。高身長(169cm)ながらも家族で1番小さいわたしは、あまりそのことに関してはまあそうだよな、くらいにしか思っていなかった。

 それでもやっぱりデカかった。なぜなら、推しがわたしに屈んでいたから。人と話す時に屈まれることも、ましてや立っている状態で自分が見上げることなんて滅多にない。そのわたしが推しに屈まれ、推しを見上げた。
 ちなみにわたしは奨くんの きゅ、 と細い腰も好きだ。広い肩幅と対照的な細い腰。でもそこまで見る余裕はわたしにはなかったのでお話しできない。
ざんねん。


與那城奨の目

 ブースに入ってまず目に入ったのは推しの顔。
同担なら確実に伝わるであろう、
「😳」この顔‼️
目を大きくまんまるに開けて迎えてくれた。推しのこの顔を見るのは初めてではない。ヨントンで画面に映った瞬間、だいたい「はいさぁーい😳👋」と迎えてくれる。それでも、実物、実寸大の目は比べ物にならないくらい大きくまんまるだった。びっくりした。ほんとうに。冗談抜きでハイタを終えたわたしの記憶にそれしか残らないくらいそれはそれは大きく印象に残る目だった。この印象から推しはきゅるきゅるになった。


與那城奨の手

JO1デビュー記念特別生配信 より

 そしてハイタッチ。待機してくれていた推しの手に、優しく、そぉっと触れさせてもらった。決して小さくないわたしの手(測ってみたら17.5cmだった。瑠姫くんは17cm)。むしろ同性の中では大きい方だと思う。それでももうひと回りくらい奨くんの手は大きかった。そしてあたたかくて、さらふわだった。なのにしっかりとした男の手だった。どきどきした。手と手が触れたのとほぼ同時に「リコちゃんッ」と少し首を傾げて呼ばれた。
頭が真っ白になった。近かった。かわいかった。

そういえば衣装これだった。もう首から上しか記憶ない。

 その後はもう何もできず、一緒にハートを作ってもらい、ばいばいした。ちゃんと出るまで振り続けて、ちゃんと出るまで見てくれていた。途中指ハートに変えると、向こうも指ハートに変えてくれた。好き。大好き。ありがとう。
 正直伝えたいことは何一つ伝えられなかった。文字通りハイタッチをしに来ただけのオタク。
(ありがたい)

 

 終わって一緒に来ていたお友達とハグ。
支え合った。
そのあと会う約束をしていた10年来の友達に
一瞬すぎて夢みたいだ、と送ったら、
「圧倒的現実だよ!!!」
「推しの人生にリコが居たということだから」と返ってきた。好き。ああ、そうか、これは現実か、と。とっても夢みたいな現実。幸せだ。
頭の中でREALが流れた。
(𝙏𝙝𝙞𝙨 𝙞𝙨 𝙣𝙤 𝙙𝙧𝙚𝙖𝙢 𝙨𝙤 𝙧𝙚𝙖𝙡......)

 

與那城奨のかわいさ

 至近距離で見た生身の推しはかわいかった。「生のJO1ヤバい、かっこよすぎ」というレポはよく見られる。今回も同様にたくさん見かけた。もちろん、推しはかっこいい。特にライブでステージを爽やかに軽やかに駆けていく推しがかっこよくて大好きだ。

Triggerでも最高にかっこいい推し

でも今回わたしが見た推しは、前髪ありふんわりスタイリング、まあるく見開いた目、大きくてあったかい手、屈んでくれて、より近くに感じられた優しさがあって、総じて「まんまるできゅるきゅるでかわいくてふわふわであたたかい」に落ち着いた。纏っている雰囲気がすでにそうなのだと思う。ついつい彼の周りに集まってしまうメンバーの気持ちがよくわかる。あれは、好きだし落ち着く。


與那城奨と人生

 いつのまにか推しの存在がとても大きくなっていて、怖くなってしまうこともあるけれど、今回このハイタッチ会に参加できるってなって、このままのわたしで推しに会うわけにはいかない、恥ずかしくない姿で会いたい、と自分をまた奮い立たせることができたんだ。本当にありがとう。
 オーディションでワタリドリを歌う彼に魅せられたわたしは、まだまだこれからの彼に魅せられて、わたしの人生を、無理せずがんばって生きようと思う。JO1がいれば、奨くんがいれば、がんばれる。


3年越しに改めて。
デビューおめでとう。
これからもよろしくね。

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