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FGO7章クリア後ネタバレ感想


7章とても楽しかった〜〜〜ということでネタバレありきの感想というかメモ書きです。もちろん今までのストーリーも含むのでクリアした人のみ見てください。



7章の異聞帯の始まりが隕石が早く来たっていうトンデモネースケールかつ最大の敵が型月の中でもトップクラスのトンデモネーヤツってもうインフレを味わえっての、面白くないわけがなかった。
マップも今までで一番作り込みがすごかった故、端末が泣いていた…(謎のノイズ音、BGM無音、クラッシュ等これは仕方ないのか)
・U-オルガマリー
性格はオルガマリーそのものではあったとしても、中身は別のようででも混じっている気もして…敵対のままじゃなくて良かったなぁという感想。解剖されたと言ってたからやっぱりあの手術室の枝のようなものは「カルデアスに落ちたオルガマリー」な気がする。
陰から見守っていた異星の巫女(ペペさんからはUちゃんと呼ばれていた)との関係も気になるのでこれで終わりじゃない気がする。というか終わらないでほしい。
・デイビット
宇宙的観点を持つようになったのか人類とは離れた思考を持っているが、それはそれとして仲間想いなのは確かだったようで。テスカトリポカとも気さくに話せるような関係だったのも良かった。ノウム・カルデアを良いと言ってくれたのも良かった。
ラストバトルのセリフに「人理の保障はない」「神は虚空にある、その名はカルデアス」という事を言ってたけど、つまり最初から人理保障はなくてカルデアス自体が異星の神なのか?
無理やりな考察だが虚空とは何もない空間を指しているので、アナスタシアの頃に現れた異星の巫女がカルデアから観測出来なかったのも、後で異星の使徒が7騎いる事が発覚し聖杯戦争に倣っているとすればマスターなる存在もいる筈でその異星の巫女の背中に令呪のようなものがあったのでもしかしたら異星の巫女がカルデアスという星の触覚のような存在、の可能性があるのかなと思い…。
・テスカトリポカ
ちょっとどころじゃない危ないお兄さん、からのやっぱり神さまなんだなぁって印象。ラストバトルの第5の太陽の演出には痺れた。ククルカンと宝具演出が対になってる点も良かった。
・ククルカン
めちゃくちゃかわいいじゃん!でも異聞帯の王的立場だし最後には敵対するのかと思いきや、最後の登場シーンには泣いた。戦ってボロボロになったディノスたちを見た後、テペウに好きにしろって言われて飛び立ったときに『物語なき異聞帯に神は生まれた』って出たのは最高だった。マィヤの言う通りにして我慢した良い子だけど最後に自由になれたあのシーンで漸くケツァル・コアトルと面影が重なったようにも思えた。
・ORT
ドジっ子。全体的にBGMが怖かったけど宇宙怪獣そのもののようなデザインは好き。汎人類史の方が強いってマジかよ。
・ディノスたち
汎人類達より能力が優れており温厚で平穏に暮らしてて一見理想的な在り方に見えたけど、特別を持たずに生きてきたのか汎人類的には少し物寂しさもあったり。でも最後に特別なものを見つけて(テペウはその前にイシュキックを、ワクチャンはオルガマリーを特別なものとして思っていた)物語を終わらせたのが印象的だった。
・カマソッソ
最初こそ行く手を阻む者としてしか思っていなかったが、その実一度世界をORTから救った救世主であり全ての人民を失った王だって、悲し過ぎる…。ニトクリスの異霊化をさせたくなかったのも今あるニトクリスの姿が羨ましい、又は眩しいものに思えたんじゃないかな…。『人類悪 忘却』の演出で数字がランダムに出てたのは失った人民の数や記憶の数々を忘れていったようにも見える。世界は救われたのに自分含めた国は救われなかったってさ、辛いな。

全員に焦点当てたらもっと長くなっちゃう…特に書きたかった人物たちを纏めて、最後に物語全体を改めて読んで思うのはどの異聞帯も絶望で終わるような形じゃなかったということ(シンは虞美人が報われなかったように思えるが全体的に見ての話)、最後にはミクトランのように夕陽が沈むかのような静けさが印象的だった。あとはAチームのマスターとサーヴァントの関係についてはどのメンバーもなんだかんだ良好だった気がする。なんかそこが嬉しかった。
7つの"あるはずのなかった世界"の物語は全て幕を下ろし、いよいよ最後の戦いかと思いきや『奏章プロローグ』の文字が。ここからが本当の戦いなのか?まだまだ謎が多い。
空想樹の本来の役割は?
異星カルデアスの目的は?
デイヴィッド・ブルーブックとは?
楽しみにして待っています。

それではこの辺で。