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職住近接を意識して、オフィスから徒歩45秒の家に引っ越した話

川手@RKawtrです。

前の家に別れを告げ、会社から徒歩1分未満の物件に引っ越しました。(下記写真は旧自宅)

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本日は職住近接の実事例として、自身の体験したオフィスから徒歩45秒の地点に自宅を構えた理由について、解説していきたいと思います。まず、そもそもなぜ会社の近くに引っ越したかという点について解説していきたいと思います。理由は全部で4つあります。


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なぜ会社の近くに引っ越したのか(理由)

(1)千田琢哉氏の思想による影響

昨年の2月〜3月にかけて、千田氏の書籍をかなり集中的に読んでいました。

たぶん最初は『超一流は、なぜ、靴磨きを欠かさないのか?』がキッカケだったと思うのですが、それを皮切りに千田氏の全書籍(2020年2月現在全 167冊)のうち、およそ2ヶ月で32冊を読みました。千田氏は多数の書籍を出版されていますが、特に下記に事柄については、複数の書籍で共通し何度も触れています。

1.オフィスの近くに住め
2.遅刻は死刑
3.いい靴を履け
4.とにかく寝ろ

特に1.は合点がいく部分が多かったので、早速取り入れたかったのですが、なかなか生活環境を整えるのに時間がかかってしまいました。

(2)栗原さんのnote

才流の栗原さん@kotakuriharaも上記noteでこれについて言及されており、特に下記の要項について最後触れています。

・職住近接
・駅近のオフィス
・エレベーター待ち、昇降時間が少ない、2階や3階で働く。なんなら1階で働く

自分もこのnoteを読み、思考の領域や仕事で今以上の成果をあげる可能性を掴むために、無駄なこと(満員電車への乗車などのルーチン)を削減し、自分自身に良い変化が訪れること賭けたくなってしまいました。

(3)鴨さんの影響

1年半前から鴨Tuberなのですが、鴨さん@kamohappyが動画のなかで人生を変える起点は、以下の3つであるということを上記動画の中で説明しています。

1.住む場所
2.職業
3.会う人

正直「職業」については今の仕事が天職だと認識していますし、「会う人」についても、Twitterで十分色々な人に出会えるので正直満足しきっています。また職場にすでに何人も広告媒体の仕様に精通しているスペシャリストが在籍し満足している他、広告作成のスキルが高い運用者が多数在籍しているため、知見にも過不足を感じることなく、良いコミュニケーションが実現できているため、社外との積極的な交流の必要性を自分自身はそこまで感じていません。

また広告運用者はある程度孤独だったり、何かが足りていない、満たされていない状態の方が良いのではないかと、自分は考えています。

自分自身、人と出会うと極度にその時点で「満たされる」ため、意図的に濃密な人間関係の構築は避けています(なので飲み会などほぼ行きません)、引っ越しはリスクゼロで実施できますので、まずは可能な手段を実行したいと思い「住む場所」を変えてみたくなった次第です。

(4)ラッシュは電車通勤は...

また以前は通勤に三田線、日比谷線を使用していたのですが、日比谷線はともかく三田線の乗車率はここ数年で体感上目に見えて上昇しており、これ以上乗車するのは困難であると判断しました。満員電車に乗ること自体、自分は大きなリスクがある行為だと認識しています。そのため引っ越しを行いました。

結論

タイトルに戻ります。結論から申し上げますと....後悔しています。そう、もっと早めに引っ越せばよかったと!!ただ、ただ!!

ほんと...これ!

悩んでいる暇があったら先に引っ越したほうがいい。そのぐらいの価値があると考えています。正直更新のタイミングを待たず、引っ越してもよかったのでは?とも考えています。では会社の近くに引っ越し、実際にどのようなメリットがあったのかについても説明します。

引っ越して得たメリット

(1)電車乗らなくていい

ざっと計算したのですが、今まで片道1時間の通勤を少なくとも4年続けていたので、概算で電車に計2,000時間乗ってたことになるわけですが(これもちょっとゾッとする数値)これが0になりました。2,000時間は83日8時間。つまり丸3ヶ月近く満員電車に人生を捨てたことになるわけです。(ちなみに2,000時間勉強すれば、「不動産鑑定士」「国家公務員Ⅰ種」などの資格取得可能です)

もちろん「電車に乗りながら本を読んだり、映画を見たり、生産性の高いことをやっている」と主張される方も多いかと思いますが、ストレスフルな環境において、ながら作業でやったことは自分の場合、記憶に定着しづらいと認識ており、また過密な環境に身を置くとストレスもたまるため、デメリットしかないと判断しました。

また毎朝毎晩、遅延や運休などの自分では介入できないトラブルに左右されることもなくなりました。そのため、「電車に乗らなくてもいい」というのは想像以上に大きなメリットだと実感しています。

(2)お昼休憩は自宅で取れる

ランチはこれまで主に会社の近くのカフェで、しかも毎食平均1,000円ぐらいかけていたのですが、最近は自宅でカレー、昨晩の残りを温めて家に帰って食べたりするなどしています。会社にはカフェスペースもあるのですが、家でゆっくりと寛ぎつつ、1人でご飯を食べたいというニーズが個人的には強かったため、またランチ代を抑えたかったため家で食べています。多分ランチ代は今300円ぐらいですね。飽きませんし、快適です。当然忙しくて用意できない時もあるのですが、近所のお弁当屋さんでカレーを400円で買って家で食べたりしています。それでもゆっくりと自宅でご飯を食べられるのは、とても楽です。

またどうしても疲れが取れない場合(特に月初)は昼寝もできます。職場には昼寝制度がありますが、仮眠グッズを使い机で寝るよりも、自宅のベッドで寝たほうが快適ですし、体も痛みません。「寝てしまって気づいたら夕方だったらどうするの?」というツッコミもあるかもしれませんが、そこは大人なので、鉄の意志で阻止します。

(3)機材運搬が楽

会社への重たい荷物、撮影機材の持ち運びも楽です。最近はブツ撮りの依頼も多いので、特に重たいマクロレンズやタブレット、マイクなどなど、家から職場に持ち込む際にとても便利です。

(4)無駄遣いしない

まず圧倒的に自炊率が高まりました。

もともと多くはありませんでしたが、仕事帰りに飲みに行く、帰りにちょっとジャンクフード食べる、夕食はラーメンで済ませる...などといった食生活はなくなりました。職場から自宅までの経路には繁華街も飲食店もないため、非常に快適です。ただし家から徒歩5分圏内に距離にオリジン弁当、セブンイレブン、まいばすけっとなどがあるため、それらで買い物を済ませます。

あとはAmazonフレッシュで予約指定配達をしておけばスーパーマーケットに行く必要性もないのでこの点も快適です。何か大きな買い物をする場合、実物を見てから買い物をしたい場合など、近くのモールに行けば大抵購入することができるのでそちらで買い物を済ませることも可能です。

(5)浮いたお金を時間効率向上のために投資に回す

家賃は以前に比べて倍以上になりましたが、それでも食費や交際費、通勤時間が減ることにより、結果お金と時間は節約されます。また浮いたお金で時間効率を更に引き上げる投資を進めています。

まずドラム型洗濯機を購入しました。

もともと堀口さん@infoNumber333の動画で紹介されたのを見ていて、必要性を強く感じていたため購入しました。

次は食洗機を購入する予定です。(まだ節約が進んでいないので原資がないのですが、夏前には購入する予定です)

(6)仕事に対するやる気が常にマックス

満員電車で体力を使うことがないため、仕事に全リソースを注ぐことができます。天候の影響もほぼ受けません。結局仕事は体力がものを言います。「体力」という限りあるリソースを如何に使うは、個々人に委ねられています。そのため「無駄遣い」しないというだけでモチベーションをフルにコントロールすることができるようになります。

また今のところマーケターの難点である、いわゆる中目黒最適化も起きてません。

結論、快適でしかありません。

また長年ストレスフルな環境に晒されると、正常な判断ができなくなることがあります。例えば「職場に行きたくない」と思ったとして、何が原因なのかが判断できなくなってくるのです。

例えば...

「満員電車が嫌なのか」
「職場が嫌なのか」
「上司が嫌なのか」
「同僚が嫌なのか」
「得意先が嫌なのか」
「業務内容が嫌なのか」 

これらをごちゃ混ぜにして判断してしまう傾向があるような気がします。ようは、マルチイシュー状態に陥ってしまうわけです。

自分の場合は「満員電車が嫌」なのが明確だったため、それを切り取る判断ができましたが、特に精神面で未熟な部分の多い若手だと、それらの判断も曖昧になってしまい、結果「仕事が嫌い」と誤った判断をし、離職につながるケースも多い気がします。職住近接に舵を切れば、これらを未然に防ぐことができます。

唯一の難点

会社のPCを家で触ることがあるのですが、普通に会社のWiFiがガンガン入ってきます。家のWiFiの方が当然早いので不便です。何か手を打たねばなりません。

結論

細かい点をあげればキリがありません。例えば会社の郵便番号と自宅の郵便番号が同じなので覚え直す必要性がなかったり、休みの日に出かける飲食店や土地勘を付け直す必要性もなかったりと、会社の近くで生活する生活、思いのほか快適です。

また余暇時間を創り出せるのはすごくありがたいです。余暇時間は、次の何かに「投資」できます。このようにnoteを書いたり、本をゆっくりと読んで情報をインプットしたりできます。選択肢も増えます。余暇時間がなければ、次のための何かに「投資」ができません。また時間は不可逆で、目減りする一方です。

前述通り、「電車に乗りながら何かやればいい」と考える方も多いと思いますが、例えば思考系の取り組みは、ながらでやるのと、専念してやるのとでは雲泥の差です。

その点については以前書いた上記note(MBさん@MBKnowerMagのところ)にも記載している通りです。「ながら」で永遠スマホゲームをするのであれば問題ありませんが、自分の将来のことや、どうやって生きていくかなどは、自分自身で時間を作り出し、「専念」して時間を投資し考えるべきです。

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