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広告戦略、戦術を考えられるようになる3つのコツ

川手@RKawtrです。

広告運用を初めて2〜3年目の運用者、広告施策の実装などはQ&A、公式ヘルプを見て実装できるぐらいのレベルになってきた人ほど、実際に「人」が広告を見たり、サイトの中を回遊していることを忘れてしまいがちです。

例えば極端な話、「企画(キャンペーンなど)を立てて、それを繁忙期にぶつけることでコンバージョンユーザーを倍にする」といった発想などは見落としがちです。自分はこれによる機会損失などが、結構世の中では起きているのではないかと考えています。

自分は以前に企画を立てることの重要性、どのようにすれば企画を練ることができるようになるのかという点についてブログで触れました。

本日は特にそれらの記事で触れた内容をベースに、「広告戦略、戦術を考えられるようになる3つのコツ」について解説していきたいと思います。

色々と実行し、機会損失を防いでいきましょう。

広告戦略、戦術を考えられるようになる3つのコツ

(1)日頃から情報をインプットしておく

まずブログでも触れた通り、日頃から情報をインプットしておくことはとても重要です。例えば世の中一般でよく知られるニュースサイトなどの情報は世の中の人の大半が触れることができる、希少性の低い二次情報、三次情報が大半です。(芸能人の不倫情報など)それらは逆にインプットしなくてOKです。(陳腐化も激しい上、あたなの人生にほとんどの情報は関係ないので、特にゴシップなど)

世の中には、希少な一次情報、二次情報をfacebookなどで公開している人が多くいます。それらの情報を入手しましょう。

例えば『サブスクリプションで売上の壁を超える方法』の著者である西井敏恭さんのfacebookは、とてもマーケター目線で参考にある投稿ばかりです。以下は実際に参考になる投稿だったため、自分がTwitterで勝手に拡散した際のツイートです。(西井さん勝手にごめんなさい)

また「物を大切にする」「自分の世界を大切にする」という観点で見ると、「開運!なんでも鑑定団」で有名な、北原照久さんのfacebookの投稿はとても勉強になる、気づきの多いコンテンツばかりです。

また勝手に師として慕っている、STUDIO HARD DELUXEの高橋さんのfacebookは、時にニュースよりもニュースです。もはや「メディアサイトやってくれよ」というレベルの情報であふれています。(ファクトチェックレベルはBuzzfeed並です)また自分自身、企画を立てる際の組み方、考え方はかなり高橋さんの著作『オタク稼業秘伝ノ書』を読んだ影響を非常に強く受けています。

このように、自分が欲しい希少価値の高い情報を個人で発信している情報発信者は、他にも世の中に無数に存在します。そのような方の情報に耳を傾けることで、大きな気づき、学びを得ることができます。

例えばあまり知られていませんが、上記高橋さんは「遊戯王」のカードゲームシステムの設計に深く関わった人物でもあり、ゲームの攻略本を2,000冊近く刊行した鬼才のプロデューサーです。なぜそのようなことを考え、実行できるのか、当人の書籍やfacebookを見ることでそれらを垣間見ることができるようになります。

(2)一次情報を取りに行く

次に大事なのが、一次情報を取りに行くという姿勢を持つということです。

例えば商材、サービスを実際に使う、エンドユーザーに会って話を聞くなど、そういった経験を通じて「自分ごと化」することで初めて見えてくることもたくさんあります。詳細は下記noteでもご確認いただけます。

才流の栗原さん@kotakurihara 曰く、イベント会場でアンケートを取った際に、実際にエンドユーザーに会ったことのあるBtoBマーケターは参加者の5%ぐらいだったというご自身の経験を、下記のstand.fmで解説されていらっしゃいます。

泥臭いことから多くのマーケターは軽視しがちですが、一次情報を追うことはとても重要です。

3.テクノロジーに期待せず、理屈と論理で徹底的に考える

例えば「この施策が広告効果が高く、流行り始めている」となれば、「なぜそうなるのか」という点について、理屈と論理で徹底的に考えます。例えば直近で、「カスタムアフィニティでも成果が出るようになってきている理由」という記事を自分はブログに書きました。「成果が出る・出ない」ではなく、「成果が出るのであれば、出る仕組みを徹底的に考える」ようにしています。

上記ブログ記事のように、自分の場合はブログやnote、Twitterで考えた内容をアウトプットすることもありますし、社内で他のメンバーと雑談して盛り上がることもあります。またディープな内容、最先端の情報であれば社内日報などに記載し、あえてクローズドな環境で情報交流することもあります。

テクノロジーに頼りきりでは、運用者の存在価値が問われます。

とにかく考えることから逃げず、テクノロジーに期待せず(なぜならそのテクノロジーは競合も使えるのだから)しっかりと自分の脳みそをフル活用して、情報を咀嚼することが非常に重要ではないかと考えています。

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