MUP25 自己投資をしなければならない理由

こんにちは。今日はなぜ自己投資が大切なのか、その理由についてお伝えします。理由としては
①日本の景気がとても下がっていて、会社員の給料が上がっていないこと。
②時期にリストラ時代が来て、自分のスキルが試されること

の大きく二つが理由です。細かくお伝えしていきます。

国の現状はどうなっているの?

経済を表す指標として、GDPという言葉をよく聞きますよね。GDPってなんのことでしょう。それは GDP=日本が儲けたお金です。細かく言うと、っ民間企業の投資や国民の消費、政府の支出と貿易収入を合わせたものです。
GDPにも実質GDPと名目GDPがあります
実質GDPは指定した年からの物価の変動を含めないもの。
名目GDPは物価の変動を含めたものです。名目GDPでは国民の消費や経済成長率などを見ることができませんが、実質GDPを見れば消費量の変化などをみることができるので、経済成長率を見ることができます。
経済成長率は (今年のGDP-指定年のGDP)÷ 指定年のGDP×100をすることで見ることができます。では日本のGDPは現状どうなんでしょう。
1988年では世界2位でしたが2018年では26位まで下がっています
1人当たりの生産性がとても低い国なんです。それはなぜなのでしょうか。
今の日本は少子高齢化が進んでいるため、国の政策がジジババ戦略になっています。年金の受給年の引き上げや定年雇用努力など。企業からすると、生産性の低い高齢の社員はお荷物ですし、それこそ高い給料は払えません。なのでもちろん国の消費は減り、税金が取れないので国も儲かりません。
このような負のスパイラルで日本の経済はどんどん死んでいっています。
経済指標でもう一つ重要な指標があります。デフレインフレです。インフレかデフレを見るのに、GDPデフレーターというのがあります。
名目GDP÷実質GDP=GDPデフレーター この計算式で見ることができます。この数値が1以上だとインフレ(物価高=円安)1未満だとデフレ(物価低=円高)になります。もちろんデフレだと悪循環になり景気は悪くなります。2012年に安倍総理が就任し、デフレ脱却の施策を行いました。その結果見事にインフレ化することに成功したのですが、果たして景気は良くなったのでしょうか。

インフレでも景気が悪い?

日経平均は見事にウナギのぼりで10年で2~3倍まで上がりました。ここまではいいのですが、、実は国民の給料は全く上がっていないんです。通常株価が上がると会社にお金がたくさんでき、社員の給料が上がり、消費が上がるんですが、なぜ上がらないんでしょう。実はこの株価、日銀(国)が上場企業の株を買いまくって、無理に上げているだけなんです。日銀が株を買うと株価が上がるのでもちろん便乗して投資家も株を買います。今現状、日銀と投資家がともに株を買いまくっていてバブル状態にあるのですが、、、
日銀が株を買うのをやめると株価を気にして投資家も株を売りに走ります。
そうすると企業のお金も一気に無くなる
ので、企業はそれを警戒して、会社にお金をためていっているんです。その証拠に会社の内部留保額は過去最高額になっています。また株価の下落意外にももう一つ今後のリスクがあります。それは年金です。年金を国が払えなくなるのはもう目に見えてます。そうすると国はどこに頼るでしょうか。それは企業です。企業は株価暴落と年金のリスクヘッジのため内部留保をためています。更に、固定費の削減のために大幅なリストラが始まっています。実際にリストラ数は6年ぶりに1万人を超えています。もうリストラ時代が始まっていて、さらに進むと日本も中間所得層が消えて貧富の差がかなり大きくなるはずです。
日本のリストラ時代に、稼げるスキルをつけるため、自己投資をたくさんしていくのか、毎日の飲み会で浪費していくのか。日本の現状を考えれば、自己投資をしなければ後々大変なことになるのは明白です。

今日もありがとうございました。

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