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みりこより愛をこめて【文章】

おだんごさんに、愛の溢れる記事を書いていただきました。

そして、おだんごさんのところから来ていただいた方々、ありがとうございます。よくコメント欄でお見かけしていた方々が続々といらしてくださって、アベンジャーズのような展開に震えました。
オールスター感謝祭です。皆さんで円陣組みましょう。

何度も何度も読み返しました。

コメントも、おだんごさんの記事のコメント欄なのに我が物顔で勝手に受け取ってます。うれしいです。読む度に、うるうる、にやにや。顔面の繁忙期や~!と心の中の彦摩呂が言っています。

そして、言い方はアレですが、この記事には実は裏取引がありました。

私がおだんごさんの似顔絵イラストを描く代わりに、
おだんごさんの得意な文章と交換していただきたいと頼んだのです。
投稿の中に、シレっと(どころではなく)みりこPR記事を挟んでもらいました。

BPOから怒られますかね、これ。

いや、でも、おだんごさんは3分クッキングばりに
「こちらがあらかじめ用意しておいたものです」とスッと出してくれたので、放送倫理には触れないはずです。たぶん。


私は最近悩んでいました。

去年から書き始めて早1年。やっぱり描くからには、何かしらの形にしてみたい。そう思って、ダメで元々、出版社やコンテストに送りつけてみたりしました。

まぁ、そんなに甘い世界ではありませんでした。

ダメで元々、なんてかっこいいこと言ってますが凹みました。結果を見るたび、胸がえぐられます。やってみないと可能性は0のまま!ええいままよ!と勢いよく送りますが、結局ダメージ受けているので結果マイナスかもしれないです。

やっぱりまだまだ足りないと言われているようで。

自分の才能がカタチやお金になる体験はしてみたいけど、売れるものを無理に仕立てて描きたいわけじゃない(それが仕事にすることだといわれたら、まぁ、正論すぎる正論なんですけど)。
やっぱり楽しく描いていたい。でも認められたい。
オチはほしいけど、エッセイらしさが消えるような誇張はしたくない。
あと、「○○が○○した話」みたいな、タイトルで内容がわかるようなものにはしたくない。(私が嫌だというだけで、否定はしません。トレンドですからね。)

「自己満足」と「承認欲求」と「こだわり」の
みりこトライアングル出現、ぐちゃぐちゃです。

そして人間、報酬や目的ができてしまうと、それが達成できなかった瞬間にやる気がなくなります。アンダーマイニング効果というらしいです。さっき調べました。

要するに、ちょっとブレてきたんです。創作に向き合う意識が。

もらった「いいね」が可視化できる時代です。

大多数やプロから評価されたいという思いと、
私は私の好きなことをしたいだけという思いと、
相反する感情がぐーるぐる。

おらこんな脳内嫌だ!と今度は吉幾三が出てきます。
一応平成生まれなんですけど、語彙は昭和風味です。

そんな中で、おだんごさんのお声がけとnoteが、私を照らしてくれました。

私の絵が好き!と、ラブコールしてもらって、嬉しかったんです。
紹介いただいた内容も、もちろんうれしいのですが、
最後の「届けたい人に届ける」というスタンスでもいいんだよ、ちゃんと受け取ってくれる方がいるよ、というメッセージ。
背中を押すというよりも、後ろからグッと支えてもらっているようでした。

私のやりたいことをやっている投稿に対して、
いつも「いいね」「スキ」をそっと届けてくださる方がいるのに、
目先の偉い人に評価されることや、いいねの数が多い方が優れていると焦っていたのかもなぁ、と、反省しました。

ふと気づけば、私の今の生活は、小さい頃の私の憧れです。

イケメンに憧れた日々。少女漫画で読んだ同棲生活。特別刺激的なことはないけど、気の置けない友達がいて、漫画を描いている自分がいる。
多少努力はしたけど、運もだいぶあるけど、結果としてこうなったというのは、振り返ってみないとわからないもので。

やみくもでもなんでも、描き続けてさえいれば、何かが起こるかもしれない。

今、私の目指すところは、
誰かに届くことを夢見て、私の描きたいものを描き続ける、ということだと思います。

そして、いま偶然出会えて
「私が描きたいもの」を読んでくださって
さらにそれを「好き」と言ってくださる皆様に
ありったけの愛と感謝を込めて。


……でもいつか、あのとき私を評価しなかった審査員がハンカチ片手に悔しがるような結果も出してみたいんだよなぁああ。

私も立派な矛盾党の党員です。
いつも応援ありがとうございます、清き一票お願いします。


***

ちなみに、私の投稿のタイトルは「オチがわからないようにする」「できるときはダブルミーニングにする」こだわりがあります。
小ネタをちりばめるのが大好きです。

たとえば、この投稿の中の「厄介者」は、
自分のオタク加減と彼のヒゲを厄介者としてかけています。

たいしたことではないですが、暇だったら見つけてみてください。

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