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#32【ユーロ2024予選 第9節】イタリア×北マケドニア

◆崖っぷちに追い込まれたアッズーリ。相手は因縁の北マケドニア。監督交代、怪我人続出でチームが固まらない中での大一番。前回優勝チームとしてユーロ本戦に出れないのはまずい。

◆イタリアのスタメンは4-3-3。ドンナルンマ主将。最終ラインはインテル勢+ガッティ。中盤は代表復帰のジョルジーニョと好調ボナベン、主軸のバレッラの構成。前線はポリターノではなくベラルディ。ラスパドーリとキエーザが並ぶ。

◆セリエA好きにとってはお馴染みの面々たが、インモービレやザッカーニ、ディロレンツォやトナーリなど主力を欠く。

◆北マケドニアは5バックでガッチリ守ってカウンター狙い。このメンツで崩せるか、カウンターに耐えれるか。ヒーローが現れることを祈る。

◆ラスパドーリはオシメンが離脱中のナポリでスタメン定着。直近3得点。代表でも爆発して欲しい。

◆イタリアのビルドアップ時がディマルコが上がって後ろは3CB。ガッティ真ん中。

◆キエーザが北マケドニアの右SBとのマッチアップ。初っ端膝を削られる。気にする様子もあり、打撲したか。エルシャーラウィとザニオーロがアップ開始。

◆キエーザのいい飛び出しからボナベンにチェストパス。キエーザが再度抜け出してシュート。いい形。

◆直後に獲得したCKからイタリア先制。少し安堵した様子はあるが、前回も先制している。油断できない。

◆北マケドニアは4-1-4-1の形に。ディフェンスラインから1枚を上げて中盤のスペースを埋める。

◆イタリアの中盤3枚にはマンツーマン。その分トップ下気味のボナベンと低めのジョルジーニョで相手をピン留めできる。空いたスペースを中に入ったディマルコが突く。そこから左のキエーザに流すか、前線のラスパドーリの裏抜けを狙う。

◆39分イタリアPK獲得するもジョルジーニョ失敗。大事な場面での2度目の失敗は精神的にキツイ。切り替えられるか。

◆イタリア追加点。キエーザの右足一閃。欲しかった追加点。役者が魅せる。

◆イタリア3点目。ベラルディのパスからキエーザ。相手の足に当たってゴールに吸い込まれる。やっぱりキエーザはウイングで使いたいなーーー。

◆3-0。イタリアリードで前半終了。キエーザ様様。理想的な試合展開。もうこのまま試合終わって欲しい。

◆立ち上がりすぐに北マケドニアに一点を返される。ショートコーナーで不意を突かれての失点。後半から入った21番。目線をずらされてマークを見失う。

◆北マケドニアはFWを投入して4-4-2。試合の中で3-4-2-1→4-1-4-1→4-4-2とフォーメーションをいじってくるのは面白い。

◆60分キエーザ→ザニオーロ。ボナベン→フラッテージ。ジョルジーニョ→クリスタンテ。3枚替えが功を奏すか。

◆72分北マケドニアの追加点。スコアは3-2。痺れる展開。3枚替えでバランス崩れたか。

◆80分欲しかった追加点。好調ラスパドーリ。4-2なら流石にいけるっしょ!

◆90分終止符を打つエルシャーラウィの追加点。勝ち確。

◆5-2で試合終了。終わってみれば北マケドニア相手に大量得点。ディマルコを上げて左で崩すかたちは良かった。ラスパドーリもクサビ受けれて裏抜けできて点も取れて流石の活躍。
そして何といってもキエーザ。役者が違う。守備もサボらず戻っていて攻撃面でもチームを牽引。この男がいればW杯出れた。

◆ただ、まだ勝ち抜けは決まっていない。次節ウクライナ戦が本当の大一番。油断した時に弱いイタリア。流石に前回王者が出れないのは洒落にならない。日本から祈ってます!

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