キレたら冷凍庫

はらわたが煮えくり返って瞬間沸騰しそうな時ほど、冷却期間を置くことにしている。

理由は怒りに任せていたら二次災害を招きかねないからだ。

しかもはらわたが煮えくり返っているテンションで話すと、相手が逆切れする可能性もある。

売り言葉に買い言葉では収拾がつかない。

こっちが怒っているのに逆ギレされたらたまったもんじゃない。

たまにすぐにキレることもあるけれど、重大なことに関しては冷却期間を置いている。


その間に何をするかというと、

まずは怒りを鎮めて頭を冷やす。

文字通り冷却。

大したことじゃないと思えたら、そのまま忘却の彼方へ。

落ち着いて考えてもやっぱり許せなかったら、ちょっと間を置いて冷静に話す。

なぜなら付き合いがある中で、再度同じことがあると嫌だからだ。

ただし、それっきりで付き合いがない人の理不尽に関しては、むしろその場でキレた方がいい。


「この現象に関して私はこういう風に受け取って、どうしても消化できないんだけど、あなたはどう思っていたの?」

と聞くことによって、私が嫌だと思うことを知らしめられるし、相手の思惑もわかる。

相手の思惑がわかると、自分が受け止めていた内容とズレがあることもある。

そのズレを修正していければその後もいい関係が築けるし、できないならすっぱり関係を終わらせればいい。

怒りに任せるとろくなことがない。

もし何かムカつくことがあったら、まずは大きく息をはいて、ちょっと遠くを見つめる。

怒っている時間と労力が無駄だし、冷静に話したほうが建設的。

理不尽だと思った時には冷蔵庫、怒り狂った時は冷凍庫を想像する。

英語で言うとrefrigeratorだからちょっと名前も似てるしね。 

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