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【食物アレルギー】「ボクは可哀想じゃないよ」
「ボクは可哀想じゃないよ」
私がドキュメンタリーを撮っていた時、卵、乳など複数のアレルギーがある男の子が話してくれた言葉。
その子の言葉をきっかけに
「私がかけられて困った言葉ってなにかな〜?」とふと考えました。
私の場合は、
「ごめんね、、」
と「私も〇〇(人の名前や嫌い食品)アレルギーだよ(笑)」
です💧
まず、「ごめんね、、」が困るのは
そのまま「貴方は悪くないから」です。
シチュエーションとしては
外食時「ポテトサラダを頼みたい!」と言った
友人に私が「私食べられないから食べて〜!」
と伝えた時、咄嗟に「え、ごめんね、、」と
言われる時があります。
友人の優しさなのだと思いますが、「おけ!」くらいの返答を予想していたのに
真剣な顔をして謝られるとちょっと困っちゃいます…
「食べられないものがあるのは当たり前!」
という認識のもと、楽しく食事ができたら嬉しいなと思います🌷
次に「私も〇〇アレルギー(笑)」に関して、
これは小学校での話。
例えば、
「私も〇〇先生アレルギーだよ(笑)」
「牛乳飲まなくていいの羨ましい。私もアレルギー!!」
などです。
これは足を怪我して体育の授業に出られない友達に「足怪我してんの羨ましい〜!先生、私も怪我してます〜!(笑)」と言っているようなもの。
可哀想でもなければ、「いじり」や嘲笑の対象でもない。
何事も、言葉を発する前に一度立ち止まって考えることが肝要なのです。
当たり前のことに聞こえるけれど、私も時々それができていないな〜と反省することがあります。
小さな優しさが社会を創っていくのだと、
男の子の言葉から改めて考えさせられました🥂
※写真は「アレルギー対応サービスmatoil」さんでボランティアをさせていただいたときのものです🤶
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