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抗がん剤治療①

最初の抗がん剤治療はウィークリーパクリタキセル。
タキサン系の抗がん剤で、ドセタキセルとパクリタキセルの選択が可能だった。パクリタキセルはアルコールを含むので、お酒に弱い人はドセタキセルを選択するそう。

パクリタキセルは週に1回を12週投与。
幸いなことに吐き気や発熱などの副作用は無かった。初回投与の後に肌荒れが少し出たので、それは薬を出してもらった。あと、口内炎がしばしばできたので、口内炎の薬も。
薬の主な副作用に手足の痺れがあるそうで、副作用予防として投与中は血流を鈍くするため手足の圧迫していた。手は、医療用ゴム手袋の2枚重ね。足は着圧靴下を2枚。
冷却する方法もあるらしいけれど、凍傷の可能性もあるみたいなので通っていた病院では勧めていなかった。
おかげで、痺れも全くなく投与が終わった。
投与中はゴム手袋をしていて手を動かしづらいし、アルコールのせいもあってかひたすら寝ていた。たまにテレビみたり本読んだり携帯をいじったりしてたけど、眠気に抗えず、、、。

避けて通れなかった副作用は脱毛のみ。初回投与後、3週間くらいで髪が抜け始めて1か月くらいでパヤパヤな感じ。全部つるっと禿げることはなかった。

私の癌はHER2が陽性だったので、抗がん剤と並行して投与を行っていたのは分子標的薬のハーセプチンとパージェタ。3週に1回投与。これは副作用はほぼ無し。

■治療時のスケジュール
・血液検査
・(パージェタ、ハーセプチン投与)
・診察(白血球や好酸球の確認)
・副作用止めの点滴投与
・抗がん剤投与

抗がん剤の1種類目は、投与当日のみ仕事を休んで日帰りで投与。
毎日、任天堂スイッチのFit Boxingで遊ぶぐらいに元気で、実生活は殆ど不便がなかった。

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