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【第16回 聞いとKEY! / 伊達文香・杉川幸太編】奈良五條からこんにちは

Radio Journey Tokushima 改め、今回はRadio Journey Naraと題してお届けします!

RJTメンバーの私、谷は今年の1月末から3月中旬まで、奈良県五條市に短期滞在中で、chocobanashiというカカオ豆から作るチョコレートの専門店で働かせていただいています。

そこで、第16回は徳島を飛び出して、この期間お世話になっている株式会社イトバナシの代表である伊達さんと、副代表であり、chocobanashiの工場長でもある杉川さんにお話を伺いました。

chocobanashiで働くことになったきっかけは伊達さんがFacebookでバレンタイン期間中のスタッフを募集していて、高橋さんが「アオイちゃん、行ったら面白いと思うよ!」と個人的にもメッセージをくれたことがきっかけでした。

株式会社イトバナシは「つくる人とつかう人の暮らしを豊かに」を軸に、
・ししゅうと暮らしのお店
・chocobanashi
・picnicbanashi
の3つの事業を展開されていて、ししゅうと暮らしのお店は広島県東広島市志和町にも拠点があります。

今回の収録では、五條、広島、インドといういくつかの場所を行き来していて感じることや、普段働いている中で大切にしていること、事業が広がる中で大変なことなど、約2か月ほどをchocobanashiで過ごしてみて、お二人に聞いてみたいなと思うことを質問してみました。
話を聞く中で(滞在期間中を通しても)、itobanashiに集う「人」や「変化」は大きなキーワードだなと印象に残っています。

ラジオはこちら↓
【第16回 聞いとKEY! / 伊達文香・杉川幸太編】
奈良五條からこんにちは

~収録日の記録~

総勢7人で食卓を囲んでの晩ご飯。私はこのお家の2階の一部屋を間借りして暮らしている。ここではカカオ豆を選別したり焼いたりもしていて、特にカカオ豆を焼いた後には家中がカカオの香りで包まれる。
「ブルドックソース派なんだね」と、カメラ目線をくれる杉川さん!実はブルドックソースを食べたことがなく、スーパーでたまたま見つけたので購入しました。美味しかったです。
楽しそうな伊達さん!よくご飯に誘ってくださるのがとても嬉しいです!五條の美味しい食事処も沢山教えていただきました。
この日の夕食メニューは柿の葉すし本舗たなかさんの「柿の葉寿司」(五條名物!)と、近所の池田精肉店さんのコロッケに一口ヒレカツ、野菜ロール。どちらも歩いていける距離にあるのが嬉しい。
池田精肉店さんはコロッケが有名で、揚げたてのコロッケを食べ歩きするのが五條新町に来た時のおすすめです!それから、みんなで作ったロールキャベツ。肉だねが余ったので、肉団子も沢山入れました。
柿の葉寿司は鮭、鯖、鯛の3種類。五條ではお正月や親戚の集まりなど、少し特別な日にみんなで食べることが多いそう。
柳澤果樹園さんの柿ジャムをのせたデザート。代表の柳澤さんにマスカルポーネと柿ジャムが一番オススメの食べ方と聞き実践。マスカルポーネが売り場になく、クリームチーズになりましたが、絶品でした。

itobanashi、それぞれのお店紹介

〇ししゅうと暮らしのお店
月に3日だけ開くイトバナシのお店。インドの刺繍や布もの、小物など、カラフルなアイテムがたくさん並んでいます。
営業日:月に3日間、金・土・日曜日(4月は4/19~21)/ 11:00~17:00 OPEN
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元眼医者さんだった建物。入ってすぐのところには受付が残っている。
この場所での営業は3月まで。4月以降は近くの場所でリニューアルオープンを予定。
身に付けたくなる可愛いアイテムがモリモリの空間。月に3日間の、この日を心待ちにしている方がたくさんいる。

〇chocobanashi
カカオ豆とお砂糖のみでつくるチョコレート専門店。チョコレートはもちろん、カカオとスパイスで作るオリジナルのシロップやカカオ豆そのものを使った焼き菓子「ニブグラノーラ」、テイクアウトのドリンクなども楽しめます。
営業日:毎週金・土・日曜日+祝日 / 11:00~17:00 OPEN
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100年続いたお餅屋さんの建物をリノベーションした店舗。「ちょっと贅沢なおやつ文化」を引き継ぎたいとスタート。ここでの営業は3/17が最後。新町通内の別の建物に移転予定。
お店には常時、6種類以上のタイルチョコレートやシロップ、ニブグラノーラ(カカオそのものを使った焼き菓子)などが並ぶ。どれも香りや風味が全然違っているので、ぜひ食べ比べてみてほしい。

〇picnicbanashi大塔郷土館
手ぶらで楽しめるピクニックのお店。お店に用意してある手織りのカゴにラグやテーブルを入れて。こだわりのサンドイッチやおくどで蒸したプリン、様々なドリンクを手に、大自然の中での時間を楽しめます。
定休日:水・木曜日 / 営業時間:11:00~16:00
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ししゅうと暮らしのお店、chocobanashiがある五條新町から車で30~40分のところ。
途中、梅林があったり、山を登ってくるので景色が良かったり、ドライブやツーリングにもピッタリ。(画像提供:株式会社イトバナシ)
1週間かけて作る自家製のハムに、牧草だけを食べて育った牛のミルクだけで作るグラスフェッドバターを使ったサンドイッチや、さかもと養鶏さんの卵に上村牧場さんの牛乳とオーガニックシュガーを使った、おくどで蒸すプリン。他にもスープや飲み物をかごにいれて。自由気ままにピクニック。(画像提供:株式会社イトバナシ)

収録を終えて
今回の聞き手:谷亜央唯

これまでの収録はラジオメンバーに任せることが多かったので、一人で収録に臨むという状況に少し緊張しながらの回でしたが、みんなで食卓を囲むところから既に、私が思うitobanashiらしさがつまった収録となりました。

環境を変えるということは自分にとって本当に大きな変化で、五條では、徳島で暮らす私とはちょっと違う要素を持って過ごしている感覚があります。それは伊達さん、杉川さんそしてitobanashiのスタッフみんなが、良いところも悪いところも含めてまるっと受け入れてくれる寛大さと穏やかさを持っていて、その中で引き出される部分があるんだな~と。ラジオに出てきた属人性を大事にしているというところに繋がっていくような気がしました。

RJTメンバーの高橋さんや神先さんはまさに変化の中に身を置いているお二人ですが、五條に来て特に「変化」について考えることが多く、変化することの楽しさというか、心地よさみたいなものが、自分の中にすっと馴染むような日々を過ごしています。
chocobanashiでの変化は意識して生み出されているんだなぁと、収録の中で印象に残っています。

chocobanashiのみんなには別々のタイミングで「いつでもここに帰ってきたらいいよ~」と言ってもらえることがあって、そう言ってもらえること、誰かが待っていてくれる場所があるということがすごく嬉しくて、徳島、学生時代の高知に続いて、安心できる場所が増えました。chocobanashi、itobanashiの皆さんがくださった日々にとても感謝です。

伊達さん、杉川さん、そしてリスナーAさん、Bさんも!ありがとうございました!残り約10日間、どうぞよろしくお願いします!

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