自己破産

私が25歳のころ当時一人暮らしをしていましたがある日母から「生活が苦しいからお金を融通してほしい」と言われ自分の生活も精一杯だった私はキャッシングでお金を借り母に渡しました。
そこから何度か母から催促されその都度借金をし渡していました。

母になぜそんなにお金が必要か聞いたところ原因は父が自営をしていたのですが若い女性に貢ぎ気づいたら多額の借金をしていました。

両親はほどなくして離婚し私は地元に帰り母と暮らす事にしました。

自身の借金返済と生活費を稼ぐため毎日遅くまで働きギリギリの生活をしていましたが29歳頃からストレスから毎晩飲み歩きすさんだ生活になり気付けば父と同様借金が膨らみどうにもならない状況になってしまいました。

母に打ち明けたところ父が母の名義で借りた借金と生活費のために借りたキャッシングでの借金があることがわかり2人で総額1千400万ほどの借金になり自分たちではどうしようもないと考え知人に弁護士を紹介してもらい自己破産をすることを決めました。

生活出来る最低限の物以外を全て手放し最終的に闇金にも手を出していたので脅迫まがいの電話などもありましたが弁護士さんのおかげで自己破産することができました。

当初は自己破産にはリスクがあると考えてなかなか決断できませんでしたが役所に名前を貼りだされるのでそこの気まずさとしばらくローンが組めないくらいで結果的にはやって良かったと思いました。

勿論借金は返すのが当たり前なのですが最後の手段としてただ逃げるだけよりはましなのかなと思いました。

あんな苦しい思いは2度としたくないと思いそこからは車や家電でローンを組む以外は絶対に借金はしないと決め現在40代後半ですが変な借金をすることなく自分にあった生活が出来るようになっています。

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