日記、弔い、心の整理。


先日、愛猫のきりちゃんがリンパ腫のため9歳半という若さで亡くなりました。

人生ではじめて、一緒に暮らすことにした猫さんでした。


とってもとっても悲しくて、自分の為になかなか泣けなかったわたしが、ものすごく、ものすごく泣いてしまいました。

わたしが本当に辛い時、しんどい時、しにたくてたまらない時、ダメダメになってしまっている時にも、ずっと変わらず側にいてくれた子でした。

臆せず、心配し過ぎず、眠り続ける日のわたしを無理に、何度も叩き起したり
余計なことは一切せずに、
そっと側にいてくれました。
(もちろんご飯を要求されたりはしたし、お腹すいてるアピールをきりちゃんがしてるのにわたしが渋ってると鼻に噛みつかれたり割と爪たてられたりはしました🤣最高にしんどい時でも、お水をあげたりトイレを替えたり、最低限のことはしてました😂さすがに😂)


人間として、社会人として、大人として、
めちゃくちゃダメなわたしでも、
ちゃんと慕ってくれました。

彼女に愛することと愛されることを教わったような気がします。

わたしの心の穴を埋めてもらった気がします。
ていうか、たくさん、埋めてもらいました。
きりちゃんはハートの修理工でした。🥺❤️‍🩹

だいすきなだいすきなだいすきなきりちゃん。

ちゃんと愛せていたか心配です。

本来ならば、健康で心にも体力的にも余裕のある人だったならば、もっともっと、彼女は幸せな猫生を送ることができていたんじゃないかと思います。考えてしまいます。

だけど彼女は、自らの時間と命を使ってくれて、その存在で、わたしを支えて癒してくれました。

ダメなわたしも認めて受け入れてくれました。
本当に大らかな愛で包んでくれました。

そして、彼女は死をもって、わたしを生へと追いやってもくれました。

長くしにたがっていたわたし、上手く生きることが出来なくて、コンプレックスだらけで、生きることを諦めたくて、自分が情けなくてみっともなくて恥ずかしくて消えてしまいたかったわたしにも、
「ちゃんと生きなさい、わたしが命を分けてあげるから」

そう言われてるような
そんな気がしています。
(でも本当は、そんなことさせたくはなかったです😭ずっと長く一緒に生きて欲しかったです、もちろん😭😭)

彼女の姿がなくなっても、肉体がついえても、確かに彼女はわたしに大きなものを遺してくれました。

他の何にも換算できない程の力をくれました😭

ありがとう、きりちゃん😭


正直、ふと気を抜くと、暗闇が迫ると、
夜になると、弱ってしまうと、
「あちら側にいきたいな」と考えてしまいます。
そんな思いも過ぎってしまいます。
それはわたしが未熟な為で。弱いせいで、(生きることに対して)臆病なせいで。

だけどそれは決して、
「彼女の望むところではない」を感じて、
そう思って、(わたしの勝手だけど)

きりちゃんがくれた命に、力に、恥じないように生きなければ、と思っています。

彼女がくれたわたしがいるんです。
自分ひとりでは思い出せなかったわたしが。
作れなかった土台があるのです。

ここからは、スレッドに書いたものを添付します。



おはよう
おやすみ
かわいいね 賢いね 偉いね お利口だね
うちに来てくれてありがとうね
出かけてくるね すぐ帰ってくるね
遅くなってごめんね
大きい音出してごめんね
トイレ行ってくるね
お風呂入ってくるね
コンビニ行ってくるね
ジュース買ってくるね
買い物してくるね
きりちゃんのご飯も買ってくるね
ちゅーる買ってくるね

そんな声かけできることが
幸せだったなぁ と思い出してます。
優しい声を出せる自分に戻してくれたのも、きりちゃんでした。
きりちゃんといると優しい自分になれて、
「ああ、わたしまだ大丈夫だ」と思えたのでした。

彼女がいなくなっても、優しい自分を忘れずにいたいです。
彼女がくれたわたしを忘れずに生きていきたいです。





わたし、優しい人になりたかった。

誰かに、何かに、優しくできる人でありたかった。偽物じゃない気持ちで。ハリボテじゃない優しさで。

誰かを、何かを、深く正しく愛せる人になりたかった。愛してみたかった。

その1歩を、叶えてくれたのがきりちゃんだと感じています。

だから彼女は偉大な存在。

茶化したり、おバカな感じで
「お猫様最高!」みたいなことを言ったりやったりもするけれど、

なんかもうそれを超えて、
大事な大事な大事なものを、
わたしに授けてくれたのでした。

やかましいかも知れません。
うるさいかも知れません。
猫教しみしみで猫狂い過ぎるかも知れません😂

(というか、きりちゃん狂い?😂😂😂)

でも、もう、そう言われたっていーや!!!

だって愛してたんだもん、
わたしの大事な家族だったんだもん
わたしが選んだ家族だったんだもん🥺

最高の家族でした。
最強のうちの子でした。

わたしはそれを自慢しながら、
そして彼女と生きた時間を大切に胸に湛(たた)えながら、これからもずっと、
「彼女がくれた優しいわたし」を誇りに、
生きていきたいと思います。🥺


きりちゃん、わたし、がんばるよ!!!


りずむ



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