ぱんつ、はいてますか?
この記事はLipersInSlums Advent Calendar 2024 「スラムで年収をあげる〜だが僅かばかりの友の他は、皆、スラム民を嘲った。資格取得で年収アップに挑むなどと〜」の24日目の記事です。ギリギリにスライディングしながら書いています。昨日はmelovilijuさんの「今年役に立ったもの」でした。スラムのアドカレ、謎に埋まるのですごい…
さて、男性向けの話です。ズボン的なもののことではなく、いわゆる下着のアレです。ボクサーブリーフ的なやつ。全裸中年男性以外は全員履いていると思いますが、では、自分にあったぱんつを履いているでしょうか?ぼくもまだ検討中のことが多いのですが、今回はその中で分かったことを少しだけお伝えします。
ちなみに、デブ向けの話です。ぼくがデブなので…
デブ向けサイズ指南
自分のサイズを測ろう
わりとウェストがきついなどの問題を抱えている人が多いのではないでしょうか?それを避けるためには、まず、自分の適切なウェストサイズを測る必要があります。この自分のウェストサイズのことをヌードサイズと呼びます。
ただ、これは罠です。ウェストとは、いちばんくびれた場所のことを指しますが、そこでパンツの腰ゴムを履くかは人それぞれです。そのため、実際みなさんがぱんつを履く場所の胴回りを測定する必要があります。ぱんつのスペックには「ウェスト」との表記がありますが、これはイコール腰ゴムの幅のことを指します。そのため、正直にウェストを測るのではなく、自分がぱんつを履く位置を測定してください。
メーカーのサイズ表記を確認しよう
なんとなく、L、LL、3Lみたいな感じでサイズが展開されていますが、このサイズは各社びみょーに違います。ただ、後述するように、モノを選べば腰ゴムはかなりの伸びを示すので、あまり気にしなくてもいいかもしれません。
以下、Lサイズより上の対応ヌードサイズを記載します。胴回りです。各社びみょーにちがいますが、大体これくらい、というサイズを示します。
L: 84cm-92cm
LL(ユニクロはXL): 92cm-100cm
3L(ユニクロは2XL): 100cm-108cm
4L(ユニクロは3XL): 108cm-116cm
また、表記と対応ウェストサイズ(=腰ゴムの幅)の例を記載します。胴回りは腰ゴムの幅を二倍することで求められます。
L: 33cm-36cm程度、胴回りは2倍して66cm-72cm
LL: 36cm-41cm程度、胴回りは2倍して72cm-82cm
3L: 40cm-43cm程度、胴回りは2倍して80cm-86cm
4L: 42cm-48cm程度、胴回りは2倍して84cm-96cm
腰ゴムの伸びを理解しよう
さて、ここで、例えばLLサイズに注目しましょう。メーカーはヌードサイズ92cm-100cmの人にLLサイズのぱんつを履いてほしい、と考えています。ここで、実際の腰ゴムの幅は、胴回りにして72cm-82cmです。72cmのぱんつを買う場合、ヌードサイズ92cmの人は、ゴムを10cm-20cm伸ばしてぱんつを履くことになります。ヌードサイズ100cmの人は、ゴムを18cm-28cm伸ばして履くことになります。計算してみるとわかりますが、多くのサイズで同程度のゴムの伸びが考えられます。
また、これは独自研究ですが、パンツの腰ゴムの最大伸びは、商品によって大きく違いますが、一例としては30-40cm程度の最大伸びがあります。たとえば、LLサイズで腰ゴムの胴回りが72cmのぱんつを買った場合、最大に伸ばすと102cm-112cm程度になります。このくらいの胴回りまではぱんつは実際に伸びるのですが、その分きつくなります。
実際に履くサイズを選ぼう
自分のサイズがわかり、メーカーごとのサイズもわかりました。それでは、どのサイズを選べばよいのでしょうか?
これは、普段のぱんつはどの程度のものを履いていて、それがきついか、ゆるいかによって決まります。偏見ですが、デブの人はきつめを履いていることが多いと思います。そもそも選択肢が少ないため、という面も大きいと思います。
ここで、普段より1サイズ上げてぱんつを購入することを提案します。1サイズあげるとぱんつのゴムの胴回りが8cm程度増えます。普段18cm-28cm程度伸ばしている人は、1サイズあげることで10cm-20cm程度の伸びに緩和されます。伸びがゼロの場合は確実にずり下がるのでサイズが大きすぎますが、個人的な印象だと、腰ゴムの伸び10cm-20cmはゆるくフィットする感じで、ちょうどよく感じると思われます。
もちろん、これは趣味によるので、タイトめが好きな人は、腰ゴムの最大のび幅に注意しつつ小さいサイズを購入するのも良いと思います。
ちなみに、商品にもよりますが、以下で紹介する商品は腰ゴムだけでなく生地自体も伸長するため、とりあえずは腰ゴムだけに注目してサイズを決めても、ある程度は太ももなどもフィットすると思われます。(ただ、これにはいくつか述べていない問題がある、機会があれば説明します)
さらに注意です。そこそこ多くの商品で、全然生地や腰ゴムが伸びない商品が存在します。ぼくはそのようなぱんつはあまり好みではありません。伸びてフィットするほうが快適に感じるからです。伸びない商品かどうかは、実際に伸ばしてみるしかないため、結構探すのに苦労します。後ほど、実際ぼくが買ってみて、そこそこ伸びが良いな、と感じたぱんつをご紹介します。
生地の素材を検討しよう
大まかに言って、生地は天然繊維か化学繊維かの分類があります。天然繊維の例は綿で、吸水性、吸湿性はよく、速乾性には劣ります。綿100%が多いでしょうか。グンゼやBVDが綿のぱんつを展開しているイメージでしょうか。肌触りは綿が好みという人も多いでしょう。一方、化学繊維は、吸水速乾性は高いものが多く見受けられます。ナイロン90%のポリウレタン10%程度の組成です。無印良品やユニクロの一部で化学繊維のぱんつが見受けられます。ぼくは化学繊維のぺらぺらしたぱんつが好みです。ここは趣味や季節感で決めていいと思います。
生地や腰ゴムの伸びがあるぱんつを買おう
以下、実際の商品の一例を示します。ぼくが実際に買ってみて、これは結構フィットするな、と感じたものです。
いきなりですが、売り切れのものです。夏向けの極薄ぱんつです。ナイロン製です。びろんびろん伸びます。ユニクロは4XLまでサイズ展開があるのでデブに本当に優しいです。夏のぱんつはこれで決まりです。
注意すべき点は、同じユニクロでも全然伸びない商品があることです。これはマジで罠があります。実際の店舗に行って伸びるかどうか確認するのが良いと思われます。
グンゼは伸びないパンツも多くブル嫉妬なのですが、これは例外的によく伸びます。また、グンゼはLLくらいまでしか展開しないブル嫉妬な商品が多いのですが、これも例外的に4Lという大きなサイズまで展開されています。綿です。綿が好きな人はこれが良いのではないかと思います。
無印良品のこの商品もわりと伸びがよく、心地よく履ける感じがしています。サイズが3L(XXL)までの展開ですこし残念ですが、伸びも良い上に低価格で普段使いには良いでしょう。リヨセルという化学繊維が使われています。
BVDとかカルバンクラインとかはチェックしませんでした。気になる人はどうぞ。あと、生地が伸びないブル嫉妬商品に関しては割愛します。
おわりに
ぱんつ、調べてみると案外いろいろ面白いことがありました。ぱんつに苦労しているデブの皆さんもいらっしゃると思いますので、もしこの記事が参考になれば幸いです。良いぱんつライフを!
明日は、まだ未定です。たぶん、ゆさんが書きます。たぶん。