良く言えば、「常識を超える」。

「常識」と言っても、正解があってないような、
境界線があいまいな部分もあって、ひとくくりに何をもって常識というかむずかしいが・・。

インド占星術でいうところの、
木星+ラーフのコンジャンクトは、グルチャンダラ・ヨガと呼ばれ、いわゆる常識外れという意味合いを持つ組み合わせがある。

この組み合わせ、実に言動に表れやすいと思う。

言動に表れるのが、単に「常識を超える」のみではなく、わがまま、恩知らず、自己中心的、異端児であったり、個人主義であったり・・。

それがその人のすべてを物語るというよりも、私が見る限り「扱いにくい」側面を持っていることが多い。というふうに読むのが妥当かと。どんなシチュエーションで扱いにくさが表れるかは、主に在住ハウスによって違うようだ。そこにカーラ・サルパ・ヨガなどが加わると、その現象は増長して表れるように思う。

逆に良い面としては、タイトルの通り「常識を超える」と言い換えられる。
物事を違う角度からとらえる力は、世が活きるためには必要なことだ。

自分の特性をプラスに活かすのか、マイナスにしてしまうのか、それは本当にその人の人としての在り方が左右する。

この組み合わせがある人は、木星とラーフのダシャー期は、必然的に己を磨く期となるだろう。



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