経験豊富なデジタルマーケティングの専門家が語る「RIZAPにおける”デジマ”」とは
− 自己紹介をお願いいたします!
田牧 友里絵と申します。
2021年7月にRIZAPグループ DX推進本部にデジタルマーケティングの専門家として入社しました。
大学卒業後、大手インターネット広告代理店の営業職としてWebプロモーション戦略立案、広告運用、制作ディレクションを経験しました。
その後、人材ビジネス企業でマーケティング部門の部長として年間プロモーション計画立案、スマートフォンアプリの企画、オウンドメディアの立ち上げに携わりました。
前職のヘルスケアベンチャーではマーケティング部長として集客部門とデータ分析部門を担当しました。
入社後は、DX推進本部のデジタルマーケティングユニットのユニット長として、RIZAPサービスのデジタルマーケティング強化への取り組みとして、広告プロモーション戦略の再設計・広告運用内製化の推進・SNSマーケティング/CRM等のナーチャリング戦略の立案・運用体制構築などをおこなってきました。
また、2021年末からはRIZAPの新規事業のマーケティング業務全般を行ってきました。
2022年4月からマーケティング統括部の部長もやらせていただいています。よろしくお願いいたします。
− デジタルマーケティングとは、具体的にどのようなことをされているのですか?
RIZAPでは、デジタル広告を活用した新規集客はもちろん、オフラインメディアとオンラインメディアをあわせたデータ分析業務や Webサイトの企画なども担当していますし、SNSマーケやメールマーケを中心としたCRM施策なども今期の注力テーマとして取り組んでいます。
RIZAPのマーケティングの役割 は、お客様とサービスを1番に理解した上で、「サービスの価値をいかに知ってもらうか、お届けしていくか」ということだと考えています。ですので、目の前の広告効果・集客数を上げるというのももちろんですが、事業部・企画部と連携してユーザー調査を行い、お客様とサービス理解を深めることを常に意識しています。
私自身も実際にお客様へのインタビューを何回もさせていただいていますし、RIZAPサービスのイチファンとしてサービスも利用しています。
マーケティングは仮説を立てて取り組むということをしますが、
特にRIZAP既存事業では、これまでの実績を分析した上で、改善ポイントを探し、PDCAを繰り返しながら見ていくということをしてきました。
もちろん仮説がはずれると言うことも多いですけどね。
− RIZAPならでは なデジタルマーケティングはどんなものですか?
スピード感がすごく速いデジタルマーケティングですね(笑)
時間をかけた調査結果をもとにロードマップを作り、仮説・検証を進めていく。と言うのが、これまで属していた企業のデジタルマーケティングのやり方でしたが、RIZAPの場合は、設計ばかりに時間をかけるというよりは、とにかく実行している、と言う感じですね。それがある意味スピード感につながっているのだと思います。
もちろん設計しないという意味ではなく、設計と実行を同時に進めている感じで、複数の施策検証を同時に大量に回していく。とにかくPDCAの数とスピードが、これまでの属していた企業とは格段に違いました。
− 世の中的には、RIZAPのようにデジマにおいてPDCAをスピーディーに進めると言うのは一般的なのですか?
PDCAをスピーディーに進めることは、どこの企業のデジマでも必要なことだと思います。
ただ、RIZAPに関しては、一般企業のデジマにおけるPDCAサイクルのスピードよりもっと早いと思います。
過去の私のやり方では、「成果が出る可能性が高いものを見つけ出してやろう」という保守的な考えが強くあったのですよね。広告予算を扱っている部門だからこそ、広告予算を無駄にしないためにも、成功確率の高いものを実行したいと。
いい意味でも悪い意味でも慎重に確実なものをまずは検証していきたい、というのが今までのやり方だったので、今のRIZAPのスピード感には毎日驚きと発見がたくさんあります。
RIZAPに関して心から「すごいな」と思うことは、検証に対してお金を使うことや投資するということを厭わないことなのです。それよりもスピードを止めてしまうことや、遅くなってしまうことに対する危機感の方が強かったりするので、「何かを実行してみよう」という物事に対して守りというより攻めのスタンスがすごく強いです。だから、企画もどんどん回していける。
「まずはやってみちゃいなさい」というのがRIZAPですね。
私はベンチャー企業での経験もあり、ベンチャーならではの新しいことへの取り組み・スピード感は知っていますが、RIZAPではベンチャー以上にベンチャー感とスピード感を感じます。
でも、RIZAPがそれ以上にスピード感が速いのって、実はそこに対する投資額もものすごいっていうことなのですよね(笑)
結構、規模が大きくなってくると、一つ一つの新しい施策に慎重になりがちなのですけど、(RIZAPは)「そこに慎重になっていても仕方ないから、どんどん実行して検証で得られるものを早く得て、早く次の新しい事業とか新しい企画に活かそう」という考え方なので、ここはすごく面白いところですね。ベンチャー以上にスピード感もあり、しかもそのスピード感に乗せるための投資もすごいっていう。
− 入社1年未満とは思えない経験量だったわけですね?
はい、そうですね。めまぐるしかったですね。
新しい施策という意味でも、検証量で言っても、「普通の会社の何倍も多くやっているな」と思いますし、「その分経験もたくさん積めたな」と思いますよ。
− RIZAP入社後苦労されたことはありますか?
何をやるにも当たり前ですけど、分析体制を整えないと、施策をやってもやりっぱなしになってしまったり、ふり返りができなくなってしまったり、ということになりますよね。入社当初、社内でデジタルマーケティングの経験者が不足していました。だから、分析体制を整えることは苦労しました。
自分のミッションがこれと決まっていない中での動き出しであったため、プロモーションの設計・準備・実行はもちろん、分析体制構築も日々の分析業務もすべて自分1人でやらなければならなかったことには苦労しました。
現在はメンバーも増え、周りに協力をもらいながら徐々に体制を作れてきているな、と思っていますが、全部自分でゼロから作らなければ・やらなければならないというところが入社当初に苦労した点です。
− 今後RIZAPでやってみたいな、と思っていることはどんなことですか?
「やってみたい」ですか、これ難しいですね。どうしてなのか、というと、私はRIZAPに入ってやってみたいと思っていたことは実際に今やらせてもらっているからなのです。
これから成功するのかどうかというのはまだまだ見えない段階ではありますが、新規事業の立ち上げから関わり、ゼロからサービスを作るというのは、私がやりたかったことなので、今まさにやっていることが私のやりたいことであり、それを絶対に成功させるということをRIZAPではやっていきたいと思っていますね。
私はこれまでデジタル完結のサービスをやってきましたが、サービスとして限界があるな、ってすごく感じていて、、、しかも人の健康であったり、身体を良くしていったりという、そこに対してのサポートはやっぱりデジタルだけでは叶えられないし、逆にリアルだけだと提供できる数が限られてしまうな、と思っていたのですね。
けど、RIZAPはリアルの店舗に強みを持っていながら、デジタルでも事業を展開していこうと考えていて、リアルとデジタルをかけ合わせたような新しいサービスというものがあり、私はそれにすごく魅力を感じ、新しいサービスを一(イチ)から一緒に作りたい、ということを強く思いRIZAPに入社しているので、今まさに新規事業でやっていることは、なかなか他の企業に入社していたら叶えられなかったことだと思いますし、それを実際やらせていただいています。
他に、マーケティング統括部にいるメンバーをマーケティングのプロフェッショナルに育て、強い組織を作っていきたいというのも、すでにやらせていただいている「やってみたかったこと」の一つですので、
なので「やってみたいこと」と聞かれると難しいです。
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