見出し画像

「創生:0→1(ゼロイチ)」の面白さを体感。“本当の”DXに本気で取り組むシステム開発責任者

プロフィール
佐藤 直之 / プロダクト開発統括1部 部長
大学卒業後、インターネットサービスプロバイダでWEBサービスの企画開発を担当。ブログサービスの開発、ソーシャルゲームの開発、他、顧客基盤やインセンティブ基盤の企画開発を担当する。
その後、DXを推進する不動産ベンチャーの開発部門で新規サービス企画開発を担当。
2021年にRIZAPグループに参画。現在は、システム開発の責任者として事業のDX化や事業の立ち上げを進める。


リアル×デジタルを実現することで
「他社が追随できない企業」を目指す


――自己紹介とご経歴をお願いいたします。

佐藤直之です。
新卒からこれまでずっとWeb系の仕事をしてきました。
最初に入社した大手インターネットプロバイダーでは、ブログやソーシャルゲーム、会員ポータル、ポイントサービスといったコンシューマー向けのWebサービスで、14年間くらいシステム開発を担当してきました。

その後DXを推進する不動産ベンチャーで、お客さま向けの不動産プラットホームサービスやアプリの開発を担当。またPMOとして、社内のシステム開発の標準化や仕組み化を推進していました。

2021年11月にRIZAPグループへ参画し、システム開発の責任者として事業の立ち上げやDXを推進しています。よろしくお願いします。

――そもそもRIZAPグループがDXを推進するようになったのはなぜでしょうか。

RIZAPグループはもともと「リアル」に強い会社です。
基幹事業である「RIZAP」を例にとっても、パーソナルジムという業態で、トレーナーは指導技術や専門知識、高いコミュニケーション能力を持ち合わせた方ばかり。
子会社にもアパレルや小物家電など魅力的な商品を販売している会社が多く、実店舗も数多く存在しています。

いっぽうで、デジタル領域・DX領域に関してはまだまだ発展途上です。車でたとえると、片方の車輪(リアル)のみだったわけです。

そこが両輪(リアル×デジタル)になると、他社は追随できなくなると思うんですよね。そこに優位性を見いだし、DXを推進しています。

――リアルとデジタルの両方が確立している企業は、まだ少ないということなのですね。

はい。
世の中にはデジタルサービスだけを提供する企業も多くありますが、こうした企業がリアルへ参入するのは、設備投資的にもノウハウの違いからも、リアル→デジタルへの参入に比べ非常に難しいとも考えています。

もちろんリアルにデジタルを融合するのも大変な道のりではありますが、RIZAPはこの新会社(RIZAPテクノロジーズ社)を設立するぐらい、「本気で」DXに取り組んでいます。
グループ代表の瀬戸も、100名以上のデジタル人材を採用することを明言しています。ここまで本気でやっている会社はなかなかないと思います。


事業推進のためのシステム開発を
「0→1」フェーズから担当


――佐藤さんが入社された当時は、立ち上げステージだったそうですが。

そうですね。私が入社したときはエンジニアが0人だったんです。
でもそれがいいなと思いました。最初のエンジニアとして入って、本当にイチから作っていくということをやってみたかったので。

――まさに「0→1」を体感されたのですね。実際に入社されてからは、どのように業務に取り組まれましたか。

入社当時は、事業自体は何をやりたいかが大枠で明確だったものの、その事業を推進するためにどうすればいいのかを考える人がいない状態でした。
そこで、どのようにアプリを作っていけばいいのか、システムはどういう支援があったほうがいいのか、というところから携わっています。

――それが現在のプロダクト開発統括1部になるわけですね。こちらの部署の、社内における役割についてお聞かせください。

ホームページなどWeb周りのクリエイティブ全般の制作や、アプリやシステムの開発などを担当しています。
現時点ではRIZAP株式会社向け、とくにRIZAP事業とchocoZAP事業におけるお客さま向けサービスの制作・開発全般を担っています。

今一番注力しているのはchocoZAP(※)です。
これは全社的に最も注力している事業ですが、プロダクト開発統括1部では現在このchocoZAPのサイトやスマートフォンアプリを作成したり、入会システムを開発したりしています。

そのほかRIZAPのボディメイクやENGLISH、GOLFといった各事業のサイト制作や改修なども行っています。

chocoZAP…月額2980円(税込み3278円)で24時間365日通い放題の初心者向けのコンビニジム。先行してテストマーケティングを行っていたが、2022年9月より本格始動。


新規事業「chocoZAP」の
サイト・アプリともに内製化を目指す


――chocoZAPはすでにアプリが存在していますが、今も開発が続いているのですね。

はい。機能がまだ全然足りていませんし、今ある機能のPDCAももっと回していかないといけません。
それから、今はまだ外部の会社さんに開発を委託している割合が大きいのですが、早期の内製化を目標に頑張っています。

――たとえばどんな機能を拡充させたいと思っているのでしょうか。

chocoZAPの強みはなんといってもアプリを活用したジムであるところです。その上で何をやるかというと、体重や食事、睡眠といったお客さまのライフログデータをたくさん記録していただくことが非常に重要だと思うんです。これによって、ライフログに応じたリコメンドができるようになります。

現状ではこのリコメンドはまだまだなのですが、これが出来上がれば本当に先行者メリットがあると思うし、競合優位性もより高くなるはずです。
そのためにも内製で回していく必要があると思っています。


できることが広がっていく面白さがここにある


――今のRIZAPテクノロジーズ社で働くことのメリットはなんだと思いますか?

できることが無限にあることでしょうか。
私が入社した1年前はIT人材がゼロで、本当に何もできなかったんですよ(笑)。
ホームページを作ろうと思っても、企画もできない、デザインもできない、当然実装もできない。外部の会社さんにお願いしなければいけない状態だったのが、今はホームページなんて自在に作れますし、アプリのプロダクトマネジメントやデザインも結構なところまでできるようになってきました。

今この瞬間だけ見ると「全然内製化できてないじゃん」と思われるかもしれませんが、この1年で、できることが無限に増えてきていると感じます。

――それだけ、みなさんが活躍できる場も増えていそうですね。

はい。しかも「0→1」から「1→10」の過程にあるところなので、1人入ると会社が変わるんですよ。
弊社は全員がキーパーソンです。「あなたが入ったら会社が変わる」。これって面白くないですか?


「0→1」の先に「100」も「1000」も見える


――そんな経験はなかなかできそうにありません。
                                                           とくにエンジニア領域は顕著だと思います。
というのも、chocoZAPは事業戦略が明確になっていて、店舗もお客さまもどんどん増えている段階です。
立ち上げから1年で10万人の方(※2022年11月末時点)に入会いただいており、このまま一気に会員数100万人を目指すぞという気運が高まっています。2023年からは毎月100店舗出店予定で、26年3月までに2000店舗を目指しているんです。

ベンチャーだと、仮に0→1を経験できても、その先に100や1000はなかなか見えてきません。「これ、本当にうまくいくのかな?」と思いながら、「取りあえず頑張ろう」という感じですよね。
でもchocoZAPは0→1の先に、100、1000が見えているんです。
「そのための今なんだよ」ということがこんなに明確であることって、なかなかないと思うので、そこが本当に今の弊社の面白いところだと思います。


エンジニアとしての市場価値が上がる場所


――知名度の高い企業でありながら、ベンチャーの面白さも経験できそうですね。

そうですね。僕も以前ベンチャー企業にいましたが、RIZAPはとにかく動きが速いです。
もちろん無駄遣いはしませんが、グループ代表の瀬戸がオーナー社長なので「これだ」と思ったら徹底的に投資をします。
「100名以上のデジタル人材を採用する」と明言したこともその一つですが、実行に移せる会社はそんなに多くないのではないでしょうか。
リリースには「デジタル化へ100億円を投資」とも打っていますが、そんな中での0→1、1→10って本当にチャレンジのしがいがあると思います。
プロダクト開発統括1部だけを見ても、業務委託の方も含めるとすでに30人近くのメンバーがジョインしているんです。たった1年でここまで持ってこられたのは、やっぱりRIZAPだからでしょう。

そして、今、僕たちがchocoZAPアプリで実現しようとしているのは、先ほどもお話したように「ライフログを中心としたサービス」です。
これは競合他社がやろうと思っても、非常に参入障壁が高いと思います。今後、このアプリの存在はますます強くなっていくはずです。

――そこにキーパーソンとして関われるのは、エンジニアとして貴重な経験値になりそうです。

はい。非常に面白いと思います。
しかも、コンシューマー向けのサービスで、100万オーダーのユーザーがおり、広告モデルではないサブスクモデルだなんて、日本では珍しいのではないでしょうか。
ここに関わることは、エンジニアとしての市場価値を上げるチャンスでもあると思います。

――最後に応募者の方へ一言お願いいたします。

「RIZAPのDXを成功させたぞ」、「あの時期にRIZAPにいたぞ」というのは、私を含めてみなさんにとっても、いずれ周囲から「すごいね」と言ってもらえる経歴になるはずです。
まだ組織もサービスも発展途上ですが、だからこそ、この「カオス」とも言える状況を楽しめる方にとっては絶好のチャンスです。
興味を持っていただけたら、ぜひ話だけでも聞きにきてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?