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リコロイ40話「さよなら、ニャオハ?」のポイントについて紹介&解説

 ニャオ―ハ―! リユルン(@riyulun)です

 さて本日は 先週放送されたリコロイ第40話「さよなら、ニャオハ?」について ちょいとまとめる場が欲しいということで 色々書き残していければと感じます


目次

・ニャオハのキャラをこれでもかと

・早口になるリコ

・オレンのみの細かい伏線

・回想、落として上げて もう1回落とす

・このはの伏線!

・マジカルリーフの必中という要素が こんなにストーリーに影響与えることないだろ!!
 ・トラウマ克服のために都合よく現れたワナイダーを的確に狙える
 ・序盤にホゲータがチャームボイスを当てる、終盤のバトルで念入りに必中技であることを説明
 ・メタ的な話、ニャオハは はっぱカッターを覚えない

・「なんで…なんでなんで!?」「見つけた!」

・まだある、1話の要素


ニャオハのキャラをこれでもかと

 はい、この40話は今まで見せたニャオハのキャラが散りばめられています。

 まずは嫉妬の件。
 テラパゴスとミブリムを洗っているリコが「ニャオハも洗ってあげようか?」と言いますがスルー。
 まるで9話「パルデア到着!」にてパピモッチに対しての行動をなぞっているかのよう

 そして 好きな場所、ニャオハを探したリコが「見晴らしが良くて日光浴できる場所」を探していました。
 まだセキエイ学園にいた頃の屋根上やブレイブアサギ号でのデッキなど でおなじみのシチュエーションです

 そして 好きな味である抹茶味。
 マーニャさんに出されたお茶に「ニャオハが好きな味…」と反応していましたが、
 (あのシチュエーションで出されるお茶が抹茶なこと中々無いような気がするが)

 7話「特訓! キャプテンピカチュウ」での (ポケスペXY編のトロバのように 視聴者にのみ思っている節を語る)セリフで 絵を書きながら「ニャオハは抹茶味が好き…」と説明されており、

 その他の (恐らく)ポフレを食すシーンでも 緑色の、抹茶味を好んで食べていましたよね。

 そして9話「パルデア到着!」でも


早口になるリコ

 マーニャさんから「パートナー解消」の話を聞かせられた時からリコが早口になることで その事態を防ぎたい という焦りが感じられます


オレンのみの細かい伏線

 はい、回想シーンでは他ニャオハの このは では 1つしかオレンのみを落とせなかったのに対して リコのニャオハは6個ぐらい落としており、
 これにより 強い このはの使い手だということが表現されているのです

 また、ワナイダーにテラパゴスとミブリムが捕らえられる一幕の最初にはオレンのみが映し出されていました。

 これにより [かつての あの場所と同じ場所に来ていた]ことが分かるのですよね…!


回想、落として上げて もう1回落とす

 ニャオハの回想としては

 ①元々 他のニャオハとは馬が合わなかった(ネコだけど)

 ②屋根から落ちた他ニャオハを 得意技の このはで救出することで馬が合うようになった

 ③ワナイダーの罠にかかった他ニャオハを助けようとしたら力加減を誤って他ニャオハにもダメージが

 ④ ③がきっかけで他ニャオハから距離を置かれた

 という構成となっています

 ①で元々の状況は そんなによろしくない※ことを説明して、②によって希望を見せる。
 最初から明るいより 暗いところから希望を見せた方が より際立ちますから

 ※1人でいる方が好む人もいるだろうが ②のニャオハは幸せそうだったので 相対的に①は そんなによろしくない状況と解釈している

 ただ③と④によって また よろしくない状況になってたんですよね。

 1度希望を見せてから絶望に叩き落とすとダメージが大きいんですよ


このはの伏線!

 はい、先述の②、また③で このはを使っていましたが この このは という技がニャオハの歴史において重要なロールを担ってたんですよね

 わざわざ このはをリコのケガの要因にした理由も③の出来事を思い起こさせるためでしょうし、

 そして何より 1話で上手く このは が出せなかったということが伏線として回収されたのです!!

 当時「初心者用の最初のポケモンが基本技上手く出せないのダメでは…?」
 「ま、まぁリコとニャオハが互いに踏みよるための課題として このはの完成を置いたのかも?」などと考えていましたが、
 ③の出来事による精神的ショックに由来して このは が上手くできなかった と繋げるとは…!!


マジカルリーフの必中という要素が こんなにストーリーに影響与えることないだろ!!

 ・トラウマ克服のために都合よく現れたワナイダーを
 的確に狙える

 かつては このはの力加減を誤って他ニャオハにダメージを与えてしまいましたが、

 マジカルリーフという技は それとは違い 必中→狙った相手に確実に当たる(→過去のようなミスが起きない)というフレーバーを含められるんですよね



 ・序盤にホゲータがチャームボイスを当てる、
 終盤のバトルで念入りに必中技であることを説明


 ・メタ的な話、ニャオハは はっぱカッターを覚えない

 くさ御三家の遠距離技といえばタネマシンガン(キモリ)に つるのムチ(フシギダネ、チコリータ、ツタージャ、ハリマロン)、
 そして はっぱカッター(ナエトル、モクロー)がありますが

 この中でニャオハが覚えられるのはタネマシンガンだけです

 (ニャオハにとってはタネマシンガンよりはマジカルリーフの方が映える技なので選ばれたのでしょう)


「なんで…なんでなんで!?」「見つけた!」

 ニャオハが リコから逃げていく時に発せられた「なんで…なんでなんで!?」というセリフは 1話でも発せられたセリフでした

 別のシーンで リコが「出会った頃に 戻ったみたい…」って言ってましたが、それを思わせるセリフ回し。

 いやぁ…「ポケマスか…?」ってツッコミたくなるぐらい細かい要素を入れてきたのには頭が上がりませんね…!

 そして 最近は あまり言わなくなった「見つけた!」、
 過去の話を聞いて 改めて探した あのタイミングで言うからこそコクが出るのですよね


まだある、1話の要素

 先述した通り、セリフやら回想やらで1話の要素を入れているのが この回の特徴ですが マーニャさんのセリフやAパートとBパートの境目にも工夫が…!


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 と、こんな感じでしょうか

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