見出し画像

ドタバタこそ楽しい思い出


今週、前田デザイン室の週刊NEWSの作成を担当した。


週刊NEWSとは前田デザイン室で毎週金曜日の21時に発刊している週刊誌のようなもので、毎週メイン編集者さんを前田デザイン室のメンバーのどなたかが担当します。


最初私が担当するわけではなかったが、大きなイベントがありそこに関わっている人の方がいいだろうということで声をかけてもらったことが始まりだった。

発刊する直前までの情報をできるだけ集めていい感じにまとめ、運営メンバーのコメントや今後の予定なども載せているもので、先に進めていた方から引き継いだ分もあるため頑張らねばと意気込んでいた。

大きなイベントに関しては運営としても参加者としても関わっていたためどちらともの視点でイベントについて書き、他のイベントにも足を運んで現地に言っての自分の感想や写真をのせた。


ある程度形もできたしあとはコメントと直前に行われたイベントについてまとめれば大丈夫だ~と思って週半ばはそこまで気にせず動いていた。

そして発刊日の金曜日、事件は起きる。


まずアイキャッチ部分の写真をどれを使えばいいのかわからずワタワタする。これは後回しにした自分が悪い。

次に直前にあったイベントに関しての感想を見つけられない。運営チームの人が助けてくれました。その状況に関して提案をし見解の違いでモタゴタしてしまった。これも運営チームの方が説明&お助けしてくださってもう本当に感謝…。

その次にコメントがなかなか届かない。(笑)   人気作家さんの原稿を待つ編集者さんの物語を読んだことがあったが、その編集者さんの気持ちはこんな気持ちだったのかなと思うほどだった。これは大変だ。

そして最後、最終チェックレベルのときに記入漏れを発見。締め切り時間1分前にキーボードガッタガッタ連打。もうこれが本当にマッハというか、PCの右端に映る時刻をにらみながらコピペする手とキーボードをたたく音は止まらない感じ。


公開設定で手間取って若干公開時間オーバーしてしまったけど無事に生地を書き上げ運営チェックも通過し公開できたときは思わず「ふ~~う!!!」と戦況を乗り切った戦士の雄たけびみたいな声が出ていた。


確かに最後の追い込みは大変だった、だったけど記事がちゃんと世に出した世に出せたとなればもうそれはこの達成感を味わうためのものだと思える。

直前のごたごたがなくスムーズにいっていればもちろんスムーズに生地を送り出せただろう。それはそれでよいことだけれど記憶に残るようなことになったかと言われればおそらくなっていないから。


予定外のことはもちろん起こったら大変かもしれない。

でもそれは起こらなかったらただ単なる予定通りの思い出。楽しい思い出として脳に残るフックはどこにもないまま終わってしまう。



ドタバタ、予想外のことが起こるから後から振り返って面白くって楽しいのだ。




20.12.04 【ドタバタこそ楽しい思い出】










2020.12.04 ドタバタこそ楽しい思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?