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シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の感想(ネタバレあり!)

今回のnoteはシン・エヴァンゲリオン劇場版:||を見て、私なりに感じたことです。解説や考察はもっと詳しい人がしていると思うので、あくまで私書きたいことを書きます!!今回のエヴァの主題歌のリンクを貼っとくので、Spotifyを入れてる方は聞いてみてくださいね。

https://open.spotify.com/track/5RhWszHMSKzb7KiXk4Ae0M?si=R7ErGQSoReehXqjgGjVAqw&dl_branch=1

⚠️ネタバレを含むので注意してください!!!

映画が終わって、最初に出た言葉は「見てよかったね。」でした。

作画、音楽、演技など全てが練られ、考えられ、1つずつ丁寧に作られている作品でした。沢山の人のいい作品を作ろうという思いが伝わってきました。

作品の中で私が1番印象深かったのは、登場人物が自分と向き合っていくところでした。

話せなくなったシンジが大人になった当時の仲間や綾波やアスカ、に出会って成長していく姿は心動かされました。最初の方のシンジは罪の意識と変わらない姿が大人になった仲間たちとの対比で強く写し出されていました。見ている側がもういいんだよと言いたくなるほどに辛かったです。成長して、自分の父と向き合って話がしたかったんだと言うところやエヴァのパイロット達の思いを見ていくところはこれまた泣いてしまいました。畑仕事をしたり、子供のように純粋に生きる綾波の願いが叶う世界であってほしかった。小さなアスカがエヴァに乗らなくても、認められて、アスカの居場所を作って欲しかった。カオルくん自身の幸せと向き合って、彼の肩の荷がおりて欲しかった。そんな風に思いながら見ていました。父である碇ゲンドウは本当に自分勝手だとずっと思っていました。しかし、彼の大切な人を失って、深く傷ついたところがしっかりと描写されていたので、こんな風に考えていたんだと思ったし、自分の弱さに気づき、レイはどこにいたのか理解したところも良かったです。小さなシンジを抱きしめるところは本当によかった。

また、ミサトさんらしさが残っていたところも嬉しかったです。なんだかゲンドウ風になってしまっていたけど、ちゃんとミサトさんだし、どこまでも愛が深くて、無茶ばかりでした。こんなことしかしてあげられなくてごめんってミサトさんは言ったけど、そんなことないし、シンジとリョウジの写真を大切にする姿や戦いにいく姿が母の背中でした。リツコさんは最後まで頼りになるし、作中でいい意味で1番フラットな存在だったと思います。リツコさんが冷静でいてくれることが安心というかエヴァらしいポイントだと思いました。

正直、もっと船員たちやケンケンたちについても描きたくなったのですが、もう書きたいことが多すぎるので、最後にマリのことに触れたいと思います。

マリはシン・エヴァンゲリオン劇場版からの登場人物で何を目的としているのか明確になってなかったのですが、今回の劇場版やマンガからそういうことだったんだと気づく点が多かったです。マリはシンジの中のレイに気づいていたのかなと思うし、気づいていなくてもレイの大切な人をサポートしていこうと行動したのかなと思います。マリがいてくれて良かったと思わずにはいられませんでした。

シンジくん達が起こしたネオンジェネシスの結果、エヴァとはお別れになったけど、エヴァのない幸せな世界を生きる人々の姿を見て、本当に良かったねと思いました。しっかりとまとめきって、尚且つ考えられる部分も残している感じがエヴァらしくて本当に良かったです。

このnoteで何度いったか分かりませんが、エヴァとにかく見てよかったです。見ながら感情移入しすぎて泣いてしまうところも多かったです。序からあんまり理解しきれず見てきていたとしても、良かったと思える終わりだったと思います。

アマプラで配信されて思いのままにがーっと書いたのでめちゃくちゃ読みにくいと思いますが、読んでくれてありがとうございました!

書きながらずっとエヴァのサントラを聞いていました。Spotifyに素敵なプレイリストがあったので共有しますね。エヴァの好きなところのひとつに楽曲の良さがあるので是非!

https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWTIAgtZV6kbs?si=NSE91pQ6QW6LHbnM6yk13w&dl_branch=1



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