#3 TharnType (2019)

TharnType

姉がみていたという理由で見た作品。

評価
・mydramalist ☆8.2
・王道の範囲に収まるロマンスBLシリーズ
・肌色シーンが多い(当社比)
・やきもち焼きの喧嘩ップル
・世界的にヒットした作品

あらすじ

入学したばかりの、サッカー好きなイケメン大学生(Type)に宛がわれた学生寮の同室の相手は同級生の音楽学部の見た目も中身もHotだが、ゲイであることをオープンにしているTharn。

Typeは幼少期に、ゲイのモブおじさんに拉致監禁され、性的いたずらをされそうになった過去からゲイ嫌いを公言しており、ゲイであるTharnが同室であることがどうしても許容できず、あの手この手を用いて追い出そうとするものの、Typeを一目見た時から気に入っていたTharnは全然めげないどころかそんなTypeの反応を楽しみつつ、息をするように甘やかすことで懐柔していき…

感想

タイ、基本的に肌色多めだなって思っていたのですが、めっちゃ脱ぐやん。って思いました。ベッドシーンがみたいわけではないので、基本的にNCはガンガン飛ばしたので、くっついてからは所要時間半分ぐらいのイメージで見ました。

初演にもかかわらず、Type役のGulf君が良い演技をしています。姉は、序盤のTypeのTharnに対する当たりのキツさが苦手だったといっていましたが、私はくっついてからのTharn君の元カレとLhong君の狂い様の方がきつかったです。

Tharnの兄妹のThorn君とThanyaちゃんは可愛いし、両親のTaoさんとThaweesakさんは美男美女で最高でした。

キャスト陣を見ていて思い出しましたが、Love by Chanceの世界線と一応一緒設定でしたね。思いっきり忘れておりました。
ただ、監督も違うのと、Type君はLove by Chance、Love by Chance２とも違うので、私のように何も考えずに見ていると全然接点がわからないかなと思います。

まとめ

好き？って聞かれると、別にそんなに好きじゃないかなぁ...って感じのお話でした。なぜなら、メインCPの、少なくとも攻めちゃんもしくはヒーローが、受けちゃんあるいはヒロインちゃんを好きでいる理由が腑に落ちないと
”何故この人たちはこんなことをしていて、私は何を見せられているんだろう...”
という気持ちになってしまい、もういいやと諦めてしまう傾向にあるからです。

TypeがTharnを好きになる理由はわからなくもないのですが、TharnがなぜそこまでTypeに惚れ込んだのかが最後まで分からず、最後の方のTharnが号泣するシーンでドン引きしてしまったんです...ごめんね。
でも、Tharn役のMew君もなんでそんなにTypeに惚れ込んでるのか分からなくてうまく泣けなくてあのシーンを撮るのに丸１日費やしたってインタビューで言ってたから、ある程度この暴言はお許しいただきたい。

そんなに好きじゃないとか言いつつ、最後まで見れたので、いい作品だったんだと思います。YouTubeで拾った、タイでしか上映しなかったという噂の結婚式をするClipは映像美的にとても好きです。

全世界のY fanに刺さったポイントはよくわからない、というか基本的に世界を熱狂させるタイプのジャンルが刺さらない星に生まれた業を背負うとこうなる、といったところでしょうか。

話の内容は姉の実況を聞いていたため知っているが、完走していないので記事になる予定がない2getherも個人的にはこのTharn Typeと同じくくりにいます。Sarawatの行動原理とその結果があまりにも読めなくて、分からないことが怖いんです。生理的恐怖心はぬぐえませんでした。世界中の2getherファンの皆様、ごめんなさいね。