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#69 Run On (2020)

評価
・mydramalist ☆8.4
・原題 : 런온
・邦題:それでも僕らは走り続ける
・1話75分 全16話
・スプリンター×翻訳家のラブストーリー
・Netflixにて公開中

あらすじ

短距離走で国の選抜選手であるヒーローは見目も良いが、政治家である父親と大女優である母親、プロゴルファーとして活躍する姉を持つという出自からも世間からの注目度の高い選手だった。

しかし英語が大の不得意であり、海外向けの公式練習公開とインタビューに本人だけで対応するのは不可能と所属事務所から判断され、専属の通訳としてヒロインを付けてもらうこととなった。

ヒロインの本業はフリーランスの翻訳家で、主に映画の字幕作成を担当しているが、自身の大学の恩師によるセクハラパワハラに耐え兼ね反抗したため、仕事が回ってこなくなってしまった。生活に困るヒロインに、彼女に積極的に仕事を回してくれており、ルームメイト兼大家でもある友人からの紹介で、単発の仕事としてヒーローの通訳を引き受けることに。

余りにも対人コミュニケーション能力が低いヒーローとの意思疎通に四苦八苦するヒロインだが、ヒーローが公開練習時にチームメンバー内の悪質ないじめや組織としての腐敗を内部告発したことを切欠に、ヒーローが自身の考えを表に出すのが苦手なだけだと知る。

内部告発が原因でナショナルチームを追い出され、選手人生を諦めることにしたヒーローはヒロインとの交流の中で自身の本当にやりたいことを見つけていく...

感想

中国ドラマはそろそろ飽きてきたけれど、何かみたいなと思っていた時に、Netflixでちょうど配信中ということもあっておススメに出てきた作品です。

韓国ドラマが成熟しているというのは知っていたのですが、怒鳴るおじさんとヒステリックに叫ぶ女の人の叫び声と何となく韓国語の響きが苦手という食わず嫌いな感じで、これまで韓国ドラマは避けて通っておりました。

そんな苦手意識がある私ですが、この作品を見ることができた一番の理由は、基本的にメインCPは声を荒げないところです。感情の浮き沈みが割と激しいヒロインちゃんですが、このお姉さんの地声が低いことと、どちらかというとボヤいたり正論や暴言を淡々と相手にぶつけるタイプであるため、突然の大声に驚いたり不快感を抱くことはありませんでした。
特に、このヒーロー、本当に声を荒げません。素晴らしい。あと、何となくですが話しているときの喋り方というか、音の響きが可愛い気がします。

まとめ

お互いに苦手な面に向き合わざるを得なくなったり、どうしようもない出自などによる苦境に立たされるも、乗り越えていくハッピーエンド物語です。

ヒーローが所属する事務所のサイコパスCEO×美術大学のプリンスのサブCPが後半に連れていい味を出してくれます。

正直後半、特に最後の2,3話は私はダレてしまったのですが、韓国ドラマ初心者には当たりの作品を引けたかなと思っております。


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