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アーティストも人間だった。
クラフトワークがフジロックで放射能という曲を演奏した事が物議を醸してる。
ドイツ人のお爺ちゃんが「原発は今すぐヤメロ」とご丁寧に日本語で歌ってくれる。
原発が現役で稼働する新潟県苗場で、この曲を演奏するのは中々攻めるなとは思う。ただ、曲事態は70年代から演奏しており、件の歌詞も3.11後に行われた反原発イベントから歌い続けてるので、何を今更感が凄い。この人達はずっとこのスタンスだし。ちなみに日本語歌詞は坂本龍一監修。
「じゃあ電気を使うなよ」みたいな反論をいい大人が真面目にしている事に驚いた。ぶっちゃけ反論になっていない。論点のすり替えだ。原発で100%電力を賄っているなら話は別だが。
ただ、アーティストの政治活動で気が滅入るのはわかる。キャラクターとして消費してた物が、自分と同じ次元の存在だとわからされる感じ。あの夢が醒める感じは何度経験しても慣れない。ミッキーが政治活動してたら誰だって萎えるだろう。SNSが発達したからこそ生じた、あの生々しさが苦手だ。
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