英検1級 2次試験で実際にしゃべった内容

覚えている範囲で、どんなスピーチやQAをしたのか書いてみます。
2020年の第1回、点数は、以下の通りでした。(10点満点中)
Short Speach: 9
Interaction: 8
Grammar and Vocabulary: 8
Pronunciation: 8

<フリートーク>
・ここまでどうやって来たの?
・この状況で最近はどうしてるの?
(??と思って聞き返すと、パンデミックで仕事はどうしてるの、という意味だった)

<お題>
5問中、3問は速攻で捨てたので、覚えてません。
残りの2つはこんな感じ(だったと思う)
1. Do you think work ethics have changed recently from the past?
2. Agree or disagree: Capital punishment can work as a deterrent.

1の方がお題としては興味深いし、Q&Aで自分の考えを言えそうだと思ったのですが、work ethics(職業倫理)の理解が曖昧でスピーチで大外しする可能性を感じたのでパス。※1
2は、対策本にもQA対策として載っているお題 ※2ですが、オンライン英会話のQAの練習で、近い内容をしゃべった記憶がありました。

※1 後から考えると、work styleとwork ethicsをごっちゃにしてました
※2 対策本を見返してみると、中途半端な回答例しか書いてませんでした

<スピーチ>
改めて書いてみると、イマイチ・・ よく9点取れたもんだ。

イントロ: とてもcontrovertialなissueだけど、抑止力になるとは全く思わない。
理由1: 凶悪犯罪を犯す者は自分はinvincibleで逮捕されないと思っているので、罪の重さはそもそも関係ない。
理由2: 死刑制度を廃止しても、犯罪率は上がらない。事実、米国での調査によると、死刑制度を廃止した州で犯罪率が上がったというエビデンスは無い。
コンクル :以上の理由で抑止力にはならない。false accusationの可能性を考えると、死刑制度には問題がある。国連も各国に死刑廃止を求めている。やはり死刑制度は廃止すべきだ。

イントロはclicheだなあと思いつつ、This is a highly controversial issue... から始めました。
理由1をしゃべっている最中に、「そもそも」なんて言ってしまうと例示や補足が出来ないぞ、と気づき、さっさと切り上げました。理由2は割としっかり話せたと思います。
理由1がかなり短かったので、コンクルで時間を埋めようと思い、死刑廃止のことに触れました。それでも2分に少し満たなかったと思います。

<Q&A> JW:日本人女性の質問、NM:ネイティブ男性の質問
JW:死刑がNGだと言ったけど、じゃあ重罪者には何を課すべきですか?
A:lifetime imprisonmentが代替になると思います。生涯をかけて罪を反省し、犠牲者に報いるべきです
NM:犯罪者は刑務所でどのように罪を反省するのか?
A:被害者の家族が書いた手記や、罪について書かれた多くの書籍を読むことで反省を促すことが出来ると思います
JW: 犯罪を抑止するために、どのような代替案がありますか?
A:自分はIT業界にいるので、ITに期待したい。例えば顔認証システムは群衆から瞬時に犯罪者を見つけることが出来ます。このようなシステムの存在は犯罪者の抑止力としても効果的です(というようなことをやや詳しく喋りました)
NM:Do you support parole for the criminal?
A:(paroleって何だったっけ??)何か的はずれなことをしゃべる
NM:Do you support parole for the criminal? Parole?
A:(parole→仮釈放だと思いだす)いや、認めたくありません。(ここで終了の合図)なぜなら凶悪犯は更生したフリをして、出所後にsecond crimeを犯す可能性が高いからです。

・・と、こんな感じでした。
とりあえず、空白を一切作らずに喋ることは出来ましたが、質問の聞き取りに苦労して2回くらい聞き返したような気がします。

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