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英検1級 2次試験 フリートーク、スピーチ

<フリートーク>

採点対象外ですが、重要だと思います。試験官に第一印象を与えるわけですから。受験者がどれくらい喋れそうか、というのを見定められる場だと思います。聞かれる質問はありきたりですが、緊張してると声が小さくなったりするので、気をつけた方がいいと思います。僕の試験官は全く容赦ないスピードで話しかけてきたので、質問が聞き取れなくて早速聞き返す羽目に。とっさに聞き返す練習もしておいた方がいいと思います。聞き返すこと自体は減点対象ではないと思います。

<スピーチ>

・お題選び
全部のお題に目を通す人と、2番目しか読まないと決めている人、いろいろだと思います。僕は前者です。
お題選びは長くても20秒以内には終えた方が良いです。僕はテクノロジーか環境の問題があれば迷わず選ぶつもりでしたが、試験ではどちらも選択肢に無く、焦りました。こうなると一番無難なのはどれか、を探すことになります。
選んだら、もうほかのお題は一切見ちゃダメ(これ、練習が必要)
あと40秒で、立場(Yes/No)を決め、2つの理由、最初の言い出し方を思い浮かべます。(これも練習が必要)

・イントロ(20秒)
設問を単に繰り返すのではなく、ありきたりでもIt's a highly controversial issue.. とか入れた方が良い。このとき、立場をはっきりさせることが重要。日本語の感覚で、「〜は重要です」とか言っても、どっちつかずの印象を与えてしまう。I never..., I totally agree with とかはっきり言うのがいい。

・理由その1(40秒)
まず、言いたいことを出来るだけ簡潔に言う。(これが大事。練習が必要)
その内容に補足説明が必要なら言う(例えば使った用語の意味を言うとか)
出来るだけ具体的に例示する。

・理由その2(40秒)
その1と同じ。

・コンクル(20秒)
これから結論を話すよ、という意思表示をする(例えば In conclusion、と言う) 続いて結論を言う。このとき、設問と同じ内容を単に繰り返すのではなく、パラフレーズで言い換える。 最後に、前向きな意見を添える(例えば、より良くするために〜をすべきだ、と言ったこと)

・全般的に
2分間以内に結論に入っていれば、2分を超えても最後まで話させてくれるはず。そのため、 In conclusion,と言った明確な意思表示が重要。
理由説明のとき、例示が出来ない、補足説明が出来ないと思ったときはさっさと切り上げる。その分の時間はコンクルやもうひとつの理由で使う。
パラフレとか補足とか、思い浮かばなければ無理しない。これもQ&Aで挽回できる。
理由が3つ浮かんでも、言い易い2つだけに絞る。

どうしても1つしか理由が浮かばない場合、例示を複数あげたり、コンクルで自分の意見を言ったりして時間を埋める。その分の減点はQ&Aでいくらでも挽回できるし、試験官がヒントを出してくれたりするはず。

時計をチラ見する余裕は本番ではまずないので、繰り返し練習して2分の感覚を体に植え付けることが必要。

頭が真っ白になって沈黙する、という経験は練習のときに一度くらいは経験して、自分なりの切り抜け方を身につけておく(修羅場をくぐっておく?)

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