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脚本家チャーリー・カウフマンのスピーチ翻訳

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英国映画テレビ科学技術協会(BAFTA)が2011年に主催した脚本家レクチャーシリーズに登壇したチャーリー・カウフマンのスピーチ全文の翻訳を試みます。
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記事一覧

チャーリー・カウフマン スピーチ Part.11 最終回 質疑応答③

質問者2(聴衆から):自分の映画や、それを分類して1番まともな映画について話をされましたが…

チャーリー・カウフマン スピーチ Part.10 質疑応答②

DC:それから、意識していることがありますね。腰をすえて執筆していると、そこには恐らく楽な…

チャーリー・カウフマン スピーチ Part.9 質疑応答①

司会者デビッド・コックス(以下、DC): 今晩、司会の依頼をいただき、大変光栄に思います。時…

チャーリー・カウフマン スピーチ Part.8 映画脚本を書く必要性

ストーリーテリングは本質的に危険なものです。君が自分の人生で深く心に傷ついた出来事を考え…

チャーリー・カウフマン スピーチ Part.7 変化を受け入れること

先日、いじめに関する記事を読みました。だれもがいじめに憤っています。ですが、それがいいこ…

チャーリー・カウフマン スピーチ Part.6 想像上のスピーチ

「講演者はステージに立ち、観客を見渡し、自分がどうしてそこにいるのかわからない。全くだ。…

チャーリー・カウフマン スピーチ Part.5 テクニックの危険性

ここでまた、私の好きな言葉を引用します。今回はちょっと長いですが、素晴らしいと思います。ジョン・ガーヴェイという男の言葉です。「私は正しくあるべき必要性が真実の愛とはまったく何の関係もないことを以前にも増して確信しているが、その意味に向き合うことによって、心の奥の苦痛に満ちたむなしさを受け入れることになる。私は今、自分がこうあるべきだと思っている人物ではない。私は心の底で感じていることがわからないが、それを知る必要がある。知恵を得るための第一歩は、この状態から逃げたり、そこか

チャーリー・カウフマン スピーチ Part 4. 絶え間ない変化の中で学び続けること

君たちならきっと知っていると思いますが、タイワンアリタケという菌があります(観客、笑)。…

チャーリー・カウフマン スピーチ Part 3. クリエイティブの源

私が時の流れと共に変わるように、物事も変わっていきます。私は変わり、世界は変わり、世の中…

チャーリー・カウフマン スピーチ Part 2. ありのままの自分

ここで最近知った名言を紹介します。「我々は対話をしているのではない。新聞や雑誌、ダイジェ…

チャーリー・カウフマン スピーチ Part 1. 無知を自覚すること

『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』などの脚本を執筆し、『脳内ニューヨーク…