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会いたい人には今すぐ会っておかなければ

1月2日。新年二日目。衝撃が走りました。
箱根駅伝を観ながらお雑煮を食べながら、noteを見ていました。

毎日noteにアクセスできないときには、好きなクリエーターさんの記事をお名前で検索してチェックします。

そして、「どんな記事が出てるかな?」とウキウキしながら検索したのが私の好きな「ひらさわあけみ」さん。

えっ?
思わず目を疑いました。
何かの間違いでしょ?
そう思いました。

12月26日の投稿「ありがとう」
「〜あけみは携帯を置いて眠りました
  家族より 代理投稿」

最初は意味がわからず、少し落ち着くと、「追悼」という言葉が目に入ってきました。

そうだったんだ。

このところ投稿の間隔があき、投稿も短くなっていたので、「お忙しそうだな。でも、早くいつもの『読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。』で始まる記事が読みたいなあ」とずっと心待ちにしていたのです。

それがまさかそんなことになっていたとは。

私がnoteを始めてちょうど一年。でも、ひらさわさんとは違って気ままなペースで書いているので、中には一ヶ月ぐらい間隔があいてしまうこともありました。
でも、ひらさわさんはそんなご無沙汰後の私の記事を見つけて、温かいコメントを下さったり励まして下さったり。

ご自身の記事を書くだけでも大変なのに、私の記事まで読んで、コメントして下さるなんてすごいな、ありがたいな、といつも思っていました。

ひらさわさんの「親しみやすくあたたかなお人柄そのもの」という記事の数々。リズム感があって、凝った文体ではないだけに読みやすく、そして目の前にその光景が浮かんできそうな生き生きとした文章。

インスタ映えしそうな「キラキラのよそゆき」のお店ではなく、どちらかと言うと私でも気軽に行けそうなお店や食べものを紹介されていることにも親しみを感じていました。

そして、読んだあとほっこり温かい気持ちになる、どの記事もその期待を裏切らない。
そんなひらさわあけみさんの記事が大好きでした。

どの記事も甲乙つけられないほどステキですが、個人的に印象に残っていたのは、「おみくじは、いかが?」でしょうか。

今年10月に開催された「芸工展2022 まちかど展覧会」にひらさわさんも出展されるとこの記事で知って、ぜひ行ってみようと思ったのでした。
結局、時間的に厳しかったので行けずじまいでしたが、今となってはあのとき何が何でもお会いしておけば良かったと後悔しきりです。

会いたい人には、会いたいと思ったときに会っておかなければ。
そんなふうに思ったお正月。

ひらさわあけみさんのご冥福を心からお祈りしています。


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