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損をしないために身銭を切ると成長できる(無料記事)

先日ずっとyoutubeのショート動画を観ていました。
気づいたら2時間ぐらい経っていて、なぜtiktokにハマる人がいるのかを身をもって体験したのですが、数時間後に思い出してみると何の動画を観たかがほとんど出て来なかったのです。
皆さんもインスタのストーリーやtwitter、ショート動画などで覚えているものってどのぐらいありますか。
記憶に残らないというのには色々と理由があると思いますが、見る側の心構えの問題もあると考えています。
例えば、アーカイブ配信は1週間で消えますと言われたら、多くの人は1週間の中で予定を入れて観ようとするでしょう。
でもアーカイブ配信はいつでも観れますと言われると、今度観ようと思ってずっと観ないのです。
私もAmazonプライムビデオで観るものはウォッチリストに入れている中で、1週間以内に配信が終わるものばかりを観ていて、まだまだ観れるものは後回しにしてしまっています。

人は損をしたくない生き物です。
今なら観れるのに1週間後に観れないと言われると、損をしたくないから観るように、一度お金を払ったり時間を確保するとちゃんと身につけようとするのです。
それが成長する人としない人の差だと思っていて、私が関わる仕事ができる人はそこをちゃんと意識しています。
人は決して強くないから、精神力だけで何とかするのではなく人の特性を活用して、勿体無いからやろうという力を利用すると成長しやすくなります。

私自身もその力を利用するようにしています。
気になった本は会社で買ってもらうこともできるのですが、自分で購入します。
仕事に関連しそうな有料コンテンツも自腹で購入するし、英語の勉強をするための参考書や英会話の授業も有料のものにしています。
人はお金の大事さを知っているので、その金額に見合うものか考えます。
例えば1,500円の本を買う時に、同僚と楽しむランチ2回分の金額だけど、その金額に見合うだけのものを受け取れるのかを考えてしまうのです。
だからそれ以上の価値があるものだと証明するために、そこから多くのことを得ようとします。

身銭を切るということは自分の一部を切り離すのと同じです。
自分の一部を切り離して、切り離した以上の血肉にできるよう、何に使って何に使わないかの判断が必要です。
ぜひ人間の特性を活用してみてください。

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