不得意なことは得意なことよりもプラスにできることがある(無料記事)
私は自分のことをめんどくさがりやだと思っています。さらに気を使いすぎる人だとも思っています。その二つの言い方だとデメリットのように見えてしまいますが、私はその二つの特性を活かして、仕事の中で工程を一つでも減らすようにするのが得意だと自負しています。
めんどくさがりで気を使いすぎる私は、取引先やお客様と連絡を取るときに何度もやり取りをするのを嫌がります。それは面倒というのもありますが、それ以上に何度も自分のために時間を使っていただくことが申し訳ないからです。なので似たようなことを連絡する場合のために雛形を作成して、一度で漏れなく聞けるようにしています。
他にもgoogleフォームを作って、そこに回答していただくことで多くの人とその情報を共有してミスをなくしたりします。
工数を減らすことで仕事の質も上がりますし、連絡先の方の手を煩わせることも少なくなるので、私の中ではこれが一番心地よい仕事の仕方なのです。
そのように自分では不得意だったりデメリットだと思うことも、それを活かして仕事をすることができます。
例えば忘れ物をしやすいということがあれば、必要なものをリストアップしておいて、事前にそれを準備するのですが、そのリストを他の人に共有してあげることで、集合知が集まり完璧な準備ができるようになります。また他の人が一から考えることをしなくて済むようになるので、他の人から感謝されるようになります。
逆に忘れ物を絶対にしない人はリストを作る必要がありません。だから他の人と共有することもないので、すごいと褒められることはあっても感謝されることはないのです。
例を挙げればキリがありませんが、長所はどんどん伸ばすだけでなく短所と思われることを逆手に取って活かしてみてください。
もしそれでも活かしきれない時は、人に任せてしまえばいいのです。自分でやったらミスが起こるのであれば、ミスを起こさない人にやってもらった方が誰もが幸せだからです。
なんでも捉え方次第で、私は私のデメリットがあって良かったと思っています。それを褒めてくれる環境がありますし、そのおかげで私以外の方にも喜んでもらえているからです。
もしかしたらデメリットがデメリットではないかもしれませんよ。