やり方を変えれば結果も変わる(無料記事)
毎朝早く起きてランニングをする人もいれば、仕事終わりにランニングをするのが気持ち良いという人もいます。人それぞれやりやすい方法は違っていて、自分なりのやりやすい方法を導き出せると最高の結果を出しやすくなります。
科学の進歩により、理論的に正しい方法というのはたくさん出てきました。その理論に沿った方が正しいのかもしれませんが、自分の気持ちがそれに合わないのであれば無理にそのやり方をする必要はありません。自分のやりやすい方法というのを模索してみましょう。
昔知り合いがラジオをやるというので手伝ったことがあります。いざ収録が始まると言い間違いをした瞬間に「もう一回最初から」と言ってやり直すのです。それが何度も何度も続いて4本撮らないといけないのに、1本も撮れないという事態に陥りました。普段その方と話す時、言い間違えるなんてことはよくあることで、それを気にするそぶりを見たこともありません。なのにラジオの収録となると一言一句自分の頭の中に思い描いた言葉が言えなかったらNGになってしまうのです。
その時私は、「私も収録スタジオに入って、言葉を発さずに頷きますので、私に話しかけるようにやってみてください」と伝えてスタジオに入りました。そうすると言い間違いをしても気にならなくなり、スムーズに収録することができたのです。
その方にとって1人でマイクに向かって話すというのは、やりにくい形で、いつもの雑談みたいにするのがやりやすい形だったのです。
自分のやりやすい方法は、普段からやっていることと紐付けると見つけやすくなります。その方は普段から私と雑談をしていたので、それの延長線上にラジオ収録というのを入れてみました。
それと同じように自分が普段時間を忘れてやっていることと結びつけるとすんなりと出てきます。
やり方一つで結果が変わるのであれば、やり方を見直すのも一つの手です。