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グレアフリーで最高に落ち着く部屋を作りたい[間接照明編]

前回の記事でメイン照明を選んだ。今回はそこに機能と華を添えるべく間接照明を選んでいく。

僕の部屋の場合、照らすべきポイントはメイン照明でもって既に照らしてある。敢えて追加する間接照明に何を求めるかを考えてみた。

・明るさを足したい
・部屋を広く見せたい
・いい感じの部屋にしたい

主にインテリアとしての役割を期待しているようだ。基本に従って追加してみよう。

良きインテリアの追求

部屋に入って最初に目に入る部分 = ドアから見て「対角線の位置」に家具を集中させ、目立たせる。これがインテリアの基本らしい。

いざ構築

目立たせる家具は何か美しいものにしたかったので、北欧風の部屋にすべくテキスタイルの額縁を選択。
スポットライトで照らせば目立つこと間違いなしと思い、IKEAでかわいい照明を選定。
結果がこれだ。

メイン照明+間接照明
額縁とスポットライト

こうして部屋の角に機能をギュッと詰め込んだ空間が出来上がった。

・間接照明による明るさの確保
・部屋奥を照らすことで広さを演出
・「対角線の位置」として目立つ
・テキスタイル設置
・スポットライトをかざせば読書も可能

こういう多機能な感じは大好きだ。よい空間を作れたと思う。

しかし我が家にはもう一つ頭を抱えるポイントがあった。

ダクトレール隠蔽作戦

壁のど真ん中に鎮座するダクトレール

賃貸物件に備え付け、取り外すわけにもいかない。最悪だ…

しかしよく見てみるとメイン照明二つのちょうど中間に位置している。これを間接照明に転用してやれば、機能と景観の双方を満たせるのでは?

いざ、DIYバー照明

まずは不格好なダクトレールを隠す必要があったので、木材を突っ張ることで「木の柱」に擬態させた。
その中に電球を仕込んで壁を照らせは、それらしいバー照明になってくれるはず。

ついでに時計も付けてみた

結果は良好!光量の確保と、ダクトレール隠しを達成し、雰囲気もいい感じになった気がする。

電球はメインと同じリモコン付き調光調色タイプにしたが、メインとは別々に付け消しできるようにしてみた。

  • リモコン1

    • メイン照明 ダイニング

    • メイン照明 リビング

  • リモコン2

    • 間接照明 スポットライト

    • 間接照明 バー照明

これで暮らしてみよう!


構築後の使用感

最初に欲しかった機能は全て満たしてくれた。帰るたびに「対角線の位置」が目に入り、良い部屋だなぁとホッとする。
たがそれだけに留まらず、副次的に嬉しい効果が得られたので紹介したい。

超リラックスモード

超絶目に優しい空間と化した部屋

二つの間接照明だけで照らすとメイン照明よりも圧倒的に落ち着く空間になった。
バーでも作るんか?と言わんばかりの雰囲気になったが、自宅ということもあってシンプルに落ち着く。
メイン照明がない = 光が直接目に入らないことでこんなにリラックスできるとは。良い発見になった。

食後や寝る前のリラックスしたい時間にはこの照明にしている。

どんよりした日には優しさを

さらに驚いたのが「日中なのに暗い日」だった。

どんより陰鬱とした部屋が…?
こうなる!

癒しを求めて間接照明を付けると、得も言われぬ素敵な空間ができあがった。
メイン照明だと昼なのか夜なのか分からない中途半端な気分になるが、間接照明であれば明かりと優しさを「添える」だけなのでぶつからない。
むしろ世界の暗さが「陰鬱」から「落ち着き」に変換されたかのような気分にもなる。

雲天に、間接照明。いかがか。

構築編の締め

これにて我が家のダイニング + リビングは完成。照明にかかったお値段は意外とリーズナブルな結果に。

シムニンゲン 10,000円
ニトリ球照明 4,500円
自作シェード 500円
スポットライト 4,000円
木の柱総額 5,000円
電球4つ 6,000円
リモコン2つ 1,000円

合計 約31,000円

相方さんははじめ照明に興味もなかったが、暮らしてる内に良さに目覚めてくれたらしく、帰るたびに喜んでくれているようだ。こちらも嬉しくなる。

しかしまだ課題は残る。グレアを撒き散らしている照明が家のあちこちに散らばっているのだ。これらもすべてグレアフリーにしてやろうではないか。

補助照明編に続く

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