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ショパコンと音楽レポート。

お久しぶりです。りうです。
今回はレポートについてお話したいと思います。

今このnoteを読んでくださっているほとんどの方が、レポートを書いた事があると思います。
今回、私が書いたレポートは音楽の冬休みの課題で出された「音楽レポート」。
音楽に関係する映画(ミュージカル映画等)や番組、コンサートビデオを見て聴いてレポートを書くというものです。ちなみに私は去年、紅白歌合戦で書きました。
この課題が出せれた時、私は真っ先に演奏者の欄に「角野隼斗」と書き込みました。
何を聴いて書こうか悩みに悩んで、ショパコンの三次予選に決定。
どうやってレポートを書いたか。レポートを書いて分かった事などを書きたいと思います。


まずレポートの書き方ですが、私は角野さんの演奏を聴きながら想った事をノートにメモしました。
「4つのマズルカ」の場合だと

優雅。丁寧。お洒落。重すぎない。表情がパッと変わる。しっとり。No.2が軽い。

こんな感じで素直に短く書いていきます。考えずに何か想ったらすぐに書くのがポイントです。演奏が終わったらすぐに文章にします。これも時間を置かず、すぐに書くのがポイントです。文章にするとこんな風になります。

1音1音が丁寧で重めなので、他の方より優雅に聴こえる。
ずっと重いままかと思えばNo2では軽くなる。表情(表現)が瞬時に変わった。軽すぎず重すぎず、お洒落で鮮やか。

レポートぽくなったと思いませんか?笑
こんな感じでメモを元に文章に書き起こしていきました。

そして今回、参考にするために他のピアニストの方の演奏も聴きました。
「4つのマズルカ」を聴いたのは、2005年の第15回ショパコン優勝者ラファウ・ブレハッチさん。個人的にこの方の英雄ポロネーズが好きなので気になって聴いてみました。

個人的なブレハッチさんのマズルカの感想がこちら。

王族。優雅。気品(ピシッとしている、カツカツ)。軽さ(軽すぎない)と重さ。柔らかい。全体的に軽いからさっぱり。

角野さんと似たような感想もありますが、細かい部分は違いますよね。
言葉にしてみると違いがはっきり分かって面白いなと思いました。
マズルカでブレハッチさんが、好きなピアニストさんの一人になりました。
立ち振る舞いから気品と優雅さが分かり、演奏にもご自身の人柄が出ています。
そんなところが、牛田智大さんと似ているなと思ったり…。
素晴らしい出会いに感謝です。


今回、印象に残った演奏が幻想ポロネーズを聴いたケイト・リウさん。
2015年のショパコンで3位に選ばれた方です。

角野さんと聴き比べた時に逆の感想を持った事に驚きました。
角野さんの演奏は、鋭い音でも痛くないと想うのにケイト・リウさんの演奏は痛いと感じたり。
もちろん、ケイト・リウさんの演奏は静かな部分がとても美ししく感情をそのまま弾いている印象で魅き付けられるものがありました。素晴らしかったです。
けれど個人的に、ここまで逆な感想を持った事が初めてで「こんな事もあるんだ…」と勉強になりました。他の曲の演奏も聴いてみたいです。
良かったら、皆さんの感想も教えてください。


長々と書きましたが、この音楽レポートはとても勉強になりました。
言葉で表す難しさも実感しましたが、悩んで書くのが楽しかったです。
これからも色々な方の演奏を聴いていきたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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