海外で不妊治療:病院では教えてくれなかった自己注射のコツ
体外受精中の採卵周期中に、自己注射を繰り返しながらつかんでいった、痛みやストレスを軽減できるかもしれないコツを紹介します。
アイスパック
もうこれに尽きます。どこかで読んだテクでしたが、やってみて目ウロコ!
カチコチに凍ったアイスパックを患部を当てて先に冷やしておき、皮膚の感覚がなくなった頃に注射すると、痛いはずの太い針がほぼ無感覚になります。
しかもアザができにくい!
私は最初から知ってたわけではないので、常温でやって痛い思いもしましたが、アイスパックを使い始めてから痛みもストレスも半減しました。
この裏技は自己注射するすべての人が知っておくべきだと本気で思ってます。
長い針は角度をつける
充填済単発使い捨て型のアンタゴニストとトリガーは針が長いので、脂肪をつまんで注射するとはいえ、ペン型と同じように肌に直角だと、打っててなんだか深すぎる感がありました。
YouTubeビデオを探したら、挿入角度は45〜90度ということだったので試したら45度のほうがよかったです。しばらく残る鈍痛も少ない気がしました。
冷蔵しなくていい?!
卵巣刺激用の薬剤は要冷蔵で、配達も冷蔵宅急便(なので送料高い。日本円で1万円以上)です。
なので、最初は何が何でも冷温度でキープしなきゃ、と開封したあとも移動中はクーラーバッグに入れたりして過剰に気をつけてました。
宿泊先チェックインまでの時間が長いと、スーパーで氷を買ったり。
でも、よく添付文書を読むと、いちど開封したら気温25度を超えないかぎり28日間室温で保存できると。
届いて28日以内に消費する予定で買っているのであれば、開封しようがしまいが、夏以外は冷やす必要ないということになります。
注射する30分前に冷蔵庫から出して室温に戻すように教えているビデオもありましたし。
厳密には注射のコツではないけど、もし神経質になっている人がいれば、と思って入れました。
ま、海外在住でもなければ薬剤持って国境またぐこともそんなにないんでしょうけど。
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