読書の時間 📚
蒸し蒸しと暑い日が続いておりますが、皆さまお元気ですか?私は相変わらず仕事や家事などの日常に追われ、ホッとする間もなく1日が終わり寝落ちする事も多い毎日ですが😅、たまの休みに自宅でなんちゃってソロキャンプを楽しんだり、時々書庫に保管してある漫画や文庫を引っ張り出してきては読書に耽ったりしています。
もう年代物の漫画や文庫ですが、何故か手放せず、時折ページを開いては笑ったり、感動の涙を流したりして心の洗濯をしています。
そこで今回は私の個人的主観でのオススメ本を何冊かご紹介したいと思います😊 ほとんどが「超」有名な漫画や書籍なので皆さんも既にご存知だとは思いますが、独断と偏見まみれの選択とあらすじをお楽しみくだされば幸いです😆
(※ ネタバレ注意)
まずは、こちら⬇️ 【ぽっかぽか】
作: 深見じゅん(集英社)※以下敬称略
1994年にTBS系で七瀬なつみさん主演で、ドラマ化もされました。幼稚園生あすかを囲むちち、はは3人家族の田所家。育児はもちろん、人間関係の難しさ、悩み、トラブルなどを底抜けに明るい主人公・田所麻美が家族やママ友と悩み、解決していく物語。
時に大笑いし、時に涙し、明るく元気な麻美が、人に言えない悩みや苦しみを抱えつつ、前向きに歩いて行く心温まるストーリー展開。お子さんがいる方もいない方も、結婚してる方もしてない方も、老若男女、楽しめる内容です😊
次はこちら⬇️ 【あさきゆめみし】
作:大和和紀 (講談社)
源氏物語を漫画化。光源氏の一生を軸に、光源氏没後の息子や孫達の物語を描いた「宇治十帖」までを網羅。源氏物語を文章で読むと、登場人物が多過ぎて混乱してしまう人も、漫画ならすんなりと読めるのではないでしょうか😊
女性関係が派手な事で有名な光源氏が、様々な悩みと葛藤を抱えつつ、最後の悟りを開く場面では、毎回涙してしまう私です。人間の心の複雑さも世の常でありながら、人生は刹那的な時空の中での物語なのだと実感する内容です。
お次はこちら ⬇️ 【有閑倶楽部】
作:一条ゆかり (集英社)
こちらも超有名な漫画です。アニメやドラマにもなりました。剣菱悠理率いる(いや、生徒会長の清四郎か?)超お金持ち or 優秀な高校生の子供達で成る生徒会の物語。普通の高校生とはスケールが違い過ぎて笑っちゃいますが、それぞれのキャラ立ちが格別で、こんな美形で優秀でお金持ちの子達がいる学校なんて実在するわけないだろう!と思いつつ、純粋にストーリーを楽しめます😊
一条ゆかり先生は大好きな漫画家さんの1人で、美しい絵柄にも惹かれてしまいます。内容もとても練られていて読んでいて飽きません。そういう意味では一条先生の【砂の城】もオススメの1冊です。→こちらはシリアスですが。
お次はこちら ⬇️
【葬送の仕事師たち】(新潮文庫)
作:井上理津子
【最後の一日】(リンダブックス編集部)
【最後のパレード】(サンクチュアリ出版)作:中村 克
ノンフィクションや小説、ドキュメンターなど形式は異なりますが、どれも人の「死」に関する内容が書かれています。
折しも私は父を亡くしたばかりで、人の死や死後について考える事が以前より多くなりました。【葬送の仕事師たち】は、私が以前から関心を持っていた「死を扱う仕事」の内容、そこに携わる人々の想いや葛藤が事細かに書かれています。
【最後のパレード】は夢の国でスーパーバイザーを勤めていらした方が書かれている、心温まる物語。【最後の1日】は自分や近しい人が亡くなったら…。大変な状況に置かれたら。
これまで様々な人との別れを経験してきた私にとって、悲しいけれど、淋しいけれどほんわかと温かい涙が流せるストーリー展開だなと感じました。死に関する物語だけでなく、希望や別の幸せを暗示させる内容のものもあり、読み終わった後に大切な誰かと会いたくなる、そんな書籍です😊
まだまだご紹介したい本はたくさんあるのですが、それはまたいつか、お話出来たら…と思います✨ ストレスが溜まるこのご時世。束の間の心の安らぎに、ふと手にした1冊の本を開いてみてはいかがでしょうか? ではまた👋🏻