2回目のScientia Meetupを運営した話
先日、2回目のScientia Meetupが開催された。
昨年に引き続き、山口県のセミナーパークにて2泊3日の日程。
僕は、これまた昨年に引き続き、運営代表を務めた。ので、来年以降の宣伝もかねて、Scientia Meetupについて書き連ねてみようと思う。
(参加者の生の声を見たいという人は、Twitterで 「#山口でゼミ2」と検索!)
(ホームページはこちら)
昨年、数物セミナーの抽選に落選したことから始まったこのゼミ。
数学・物理はもちろんのこと、化学や生物、情報、地学など他分野の人と関わって刺激をもらうことをモットーにしたイベントである。
昨年の反省を生かして、よりパワーアップしたイベントをお届けしようと、運営のスムーズさからイベントの内容までを精査し、当日を迎えた。
Scientia Meetupの内容
自主ゼミ
イベントの時間の大半はこれに充てられる。
科目庶務を中心に、教科書または論文を輪読する。
事前ゼミを行う班もあったり、論文を探して紹介し合うといった形式の班もあったりと、分野やメンバーによってそのスタイルは様々。
これといって運営が進め方を指示することもないので、完全に科目庶務の力量が試されるところ。
なのだが、こんなに庶務って簡単だっけ?って思うほど、どの班もスムーズに運営されていた。
庶務の方々には頭が上がりません。
ナイトLT partA
1日目の夜に行われる人気企画(?)
参加者全員が分野をまたいだバラバラの班で、10分程度の発表を行う。
発表内容は「なんでも良い」としてある。(参加者にとっては、この指示は困り物なのかなとも思うけど。)
その間、運営は、班をウロウロまわりながら、いろんな人の発表をつまみ食いできる。
発表内容は、自分の最近研究した内容から、完全に趣味の話まで、話題は多岐に及んでいた。もちろん、サイエンスの話題が多いが、人それぞれバックグラウンドが違うので、聞き飽きることがない。加えて、謎解きを作ってきていたり、漢文をガチで解説していたり、海外旅行のお土産を振る舞っていたり、、、
つまみ食いと言いつつ全員の発表を完食してやろうと意気込んでいたが、到底無理すぎるボリューム感だった。(みんな、すごい)
ナイトLT partB
これまた、昨年に引き続く企画で、2日目の夜に行われる。
参加者の中から有志が、全体に向けて発表を行う。
今回は2部屋に分かれて、5名の方が発表してくれた。
どの発表もおもしろく聞き入ってしまった。
(やっぱり2部屋に分かれるせいで、全員の発表が聞けないのが悔しいところ)
また、これは発表者が発表中に言っていたし、最後のアンケートにも書いてあったことなのだが、「ナイトLTの発表準備で自分がたくさん勉強できる」らしい。運営としては思わぬ副産物である。
シャッフルランチ
これは、今年から始まった企画。(というか、コロナの関係で昨年は実施できなかった企画)
2日目の昼ごはん(幕の内弁当)を、分野をまたいだばらばらの班で食べる時間である。
もちろん、運営も昼ごはんは食べないといけないので、参加者と一緒に同じことをする唯一の企画がこのシャッフルランチである。
「異分野と関わる機会なんてないんだから、なんでもかんでも交流させてしまえ!」という思想から始まった。
バラバラの振り分けを完全に乱数で決めていたせいで、班の被りが多少あったことは、運営としての反省点だが、盛り上がっていそうでよかった。(ちょっと人数が少なすぎたことは反省点。)
シャッフル報告会
そして、シャッフルランチと同じ思想から始まったのが、このシャッフル報告会。
昨年は、コロナの関係から全体で集合することを避けていたため、最後の報告を資料の共有という形で代用したが、少し負担になる。
かといって、班ごとに全体で共有すると時間がかかる。
そこで、班をバラバラにして(これもバラバラにしすぎたが)、異分野の人に共有させる形にすればいいのでは?というアイディアである。
普段、特定の分野を専門にしている人からすれば、他分野の話は新鮮である。どの班も質問盛んに進めていたようにみえる。
運営として。
みたいな企画のもとで充実した2泊3日であった。
運営としては、全体の動きの確認に始まり、お金の計算、施設とのやり取りなど、このイベントをいかにスムーズにするかを考えて動いた2泊3日だった。
新山口駅にて解散後、Twitter上でたくさんの「運営すごい!」メッセージをもらって、本当にありがたい限りである。僕としては、運営のミスに起因するトラブルをいくつか感じているので、参加者の寛大さに助けられています。本当にありがとうございます。
最後の参加者アンケートも、未回答を除く100%の方が「満足」または「非常に満足」と答えてくれていて、この2回目を運営して本当に良かったと思った。
まだまだ運営としての裏話や反省点など、書き足りないことはたくさんあるけど、ひとまずこれにて筆をおきます。
Scientia Meetupとしての今後の展望についても、絶賛話し合いを進めている最中なので、ちょこっと今後の動向を気にしてもらえると嬉しいです。
そして、第3回Scientia Meetup開催時には、たくさんの参加をお待ちしています。
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