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見えない障害

こんにちは、こんばんは。

突然ですが、みなさんの周りには「障害者」と呼ばれる人はいますか?
自分の周りには、病気を患った人や身体障害を持った人はいないから、関係ないと思っていませんか。

そもそも障害とは何なのか、ということを考えるとキリがないのですが、障害を持ちながら生きている人は、想像しているよりも多く、そして身近にいると思います。

少なからず、誰しもが悩みを抱えていたり、体の不調がありながらも生活していたりすると思います。


私は以前、耳の不自由な方にお会いしたことがあります。

その方とは一時期、毎朝同じバスに乗っており、挨拶する程度で話したことはありませんでした。
ある時バスが時刻通りに来ず、困っていたところ、その方と一緒にタクシーでいくことになったのですが、その時初めて耳が聞こえていないことがわかりました。

ヘルプマークをつけていることは知っていたのですが、本人から耳が聞こえないと言われるまで全く気づくことができませんでした。

このように、見えない障害や症状がありながらも生活している人たちがいます。
ストレス等による一過性の症状も含めると、難聴や自律神経失調、精神疾患などを持っている方は意外と身近にいるものです。

そして、発達障害などでは症状が軽く診断されていないというケースもあります。


なぜ、障害を持つ人や様々な症状に悩まされている人がいるのに、自分の周りにはそういった人はいないと思うのでしょうか。

施設に通っていたり、通院していたりして、実際に会う確率が低いといこともありますが、近くにいるのに知らないということも多いと思います。

実際に、症状を抱えたいる人は自分からそのような話をしないからです。

差別されたくない、心配をかけたくない、特別扱いされたくない、わざわざ話すことでもないなど様々な理由で話さない、話せない人がいて、もしかするとそういう人ほど辛い思いをしています。


そんなことわかっている、当たり前のことじゃん、と思う方もいるかもしれませんが、世の中にはそういう事情を抱えた人に配慮できない人がまだまだたくさんいると思います。

公共の場所や人が多い場所で、障害をばかにしたり、なぜそんなこともできないの?みたいに言ったり、嫌な感じで笑ったり、、、
そういうことを直接言うのもひどいですが、知らぬ間に傷つけてしまっていることもあります。

これは、障害うんぬんではないと思いますが、あと少しでも相手のことを考え、思いやりを持って、自分との違いを認め合うことができたら、より生きやすい社会になるのではないかと思います。

私も、知らないうちに相手を傷つけないように、いろんなことを勉強して、いろんな価値観の人に出会い、いろんな考えを取り入れて、優しい人になりたいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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