私はもうレスに悩んではいない。

4月クールのドラマ「あなたがしてくれなくても」は
キャスティングが決まってからずっと心待ちにしていた。
でも正直、このドラマを見たらまたレスの苦しみがフラッシュバックして
感情移入しまくって心が疲れるんじゃないかと心配していた。
そして何より、レスの苦しみから解放されつつある現状が
また逆戻りしてしまうのではないかと。

結果、そんなことはなかった。
ただ純粋に、レス経験者としてあのドラマの登場人物や
出来事に憤りや苛立ちを感じるだけ。
毎週あのドラマを見る時間が楽しみだ。

ネットでは絶賛レスに悩んでいる渦中の方々が
辛さを発信しているのを目にする。
レスってる配偶者側が何の気なしにそのドラマを見ているのが気に食わない、などなど。

きっとその人達も、その状況をそれぞれに合った方法で
それぞれのタイミングで打破されることを願っています。

数年前「昼顔」というドラマを観ていた時の私は
上記の人達と同じだった。
レスられのさわちゃんに感情移入して、見るたびに胸がぎゅーーーっと締め付けられて
不倫なんてよくない事だってわかってるのに、
さわちゃんが夫以外の人に心惹かれて抱かれて
恋愛を楽しんでいる姿を見て羨ましく思ったり。
あのドラマを観ている時の当時の私、どんな表情していたんだろう…

私は、あなたがしてくれなくてものドラマを視聴した事で
自分が完全に「元レスられ」になったことを実感できたので
感謝している。

ほんの二年前には、自分のこんな現状を想像すら出来ていなかった。
人って本当に変われる。
全ては自分がどんな自分になりたいか。

レスに悩んでいる人、
レスに悩んでいる自分で良いですか?
レスに悩んでいなかったら、どんなことをしていると思いますか?
どこで、何をして、幸せを感じている自分を想像しますか?

私は、結局、愛するパートナーと幸せに過ごす自分像というのは抱き続けています。
でも一つ違うのは、愛するパートナーがいなくても幸せで充足した自分が軸になっています。
他人は自分の人生を彩る要素にすぎません。
たとえそれが愛を誓い結婚した配偶者だとしてもです。
人は、自分そのもので十分に美しいのです。

去年の自分ですらこの考えは持っていなかった。
私なんて、と思い
あの人が私を抱きたくないってことは
私が魅力的じゃないからだ、私の何を変えなきゃいけないんだ、と思い
とにかくつらかった。

ちがう!

今そう思えなくても大丈夫。
絶対にそうだから。

だってSEXって相手がいてこそできるものじゃん
カジュアルなやつとか、私嫌なの
なんて思ってても大丈夫。

あれ、なんかまとめ方を見失った。
取り急ぎ、
レスに悩まなくなる日は、絶対に来ます。
という共有まで。

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