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君に命の輝きがありますように。 いつか、この星が壊れて無くなっても、 君はきっと無事で、…
真っ暗な宇宙に、君がやってきて、呟く。 それは小さくて僕には聞こえなかったけど、それで良…
夜は誰にでも来る、ということを、すっかり忘れていた。 そして、それ以外の「平等」を私は知…
溢れてくることがある。 それは、まるで傷口から流れ続ける血のように、 いつまでも止まるこ…
”悲しみの海”を眺めている。 足元には白く優しい砂浜。 穏やかな波の音。 海の上には大き…
乾いたそれの成れの果てに 君は何を思う。 運命を恨むか。 それすらも辛かろう。 この荒野…
子供たちの笑い声が聞こえる。 野原に敷いたブルーシートの上で、持ってきたチーズを一口齧ると そのブルーシートが、風で少し靡きました。 時間がゆっくり流れているような気がした私は そっと後ろを振り返って この時間が平等に流れていることを確認しておきたかった。 また優しい風が吹きました。 その風がいつどこで生まれたものか誰も知らない。気にも留めない。 それでも 風が吹くその事象そのものにも 確かに意味はあるのだと悟りました。 それだけで 私が今ここにいても
人間は愚かだと認識させるには 十分すぎるほどの出来事が この世の中には沢山あって それは…
ふと、スマホから目を外して、 青空に一筋の雲をみた時、 私は途方もない寂しさを感じてしま…
晴れた春の午後、穏やかなこの日に、 優しい日差しが眩しいこの春の日に、 私は確かに幸せを…
昨晩から激しく降り続いていた雨は、 朝起きてもずっと降り続いていて、 心もぷっかりと浮か…
今になってようやく、君の言っていた言葉の意味が分かった気がするよ。 どこにも行けずにもが…
黒い夜のトンネルを抜けると、 果てのない大きな世界が広がっている。 精神が入り混じる空間…
春と聞くと、私はあの日の冷たい夜の月光を思い出す。 木々に囲まれた、湖に浮かんだ白い月が微かに震え、 それが美しくもあり怖くもあった。 私はその時泣いていたのかもしれない。 壮大な二面性を孕んでいる彼、もしくは彼女に、 私は惜しみのない称賛を送った。 景色が美しいのではなくて、それが由来する何か別のものが、 その真の美しさが、この景色を美しさたらしめている、 と考えたことはあるだろうか? フィルターを通して次々と勝負を挑むもの、 負けるはずがないと私は信じているし、信じていた