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詩集

74
今までに書いた詩をまとめています。
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#詩

宇宙と、それに見合う価値について

君に命の輝きがありますように。 いつか、この星が壊れて無くなっても、 君はきっと無事で、…

白山 律
7か月前

親愛なる君へ捧ぐ

真っ暗な宇宙に、君がやってきて、呟く。 それは小さくて僕には聞こえなかったけど、それで良…

白山 律
1年前
2

また繰り返す

夜は誰にでも来る、ということを、すっかり忘れていた。 そして、それ以外の「平等」を私は知…

白山 律
1年前
1

負の衝動

溢れてくることがある。 それは、まるで傷口から流れ続ける血のように、 いつまでも止まるこ…

白山 律
1年前
2

僕のたった一つの

”悲しみの海”を眺めている。 足元には白く優しい砂浜。 穏やかな波の音。 海の上には大き…

白山 律
1年前
1

夜、とそれに付随する感性

乾いたそれの成れの果てに 君は何を思う。 運命を恨むか。 それすらも辛かろう。 この荒野…

白山 律
1年前

流れる時間

子供たちの笑い声が聞こえる。 野原に敷いたブルーシートの上で、持ってきたチーズを一口齧ると そのブルーシートが、風で少し靡きました。 時間がゆっくり流れているような気がした私は そっと後ろを振り返って この時間が平等に流れていることを確認しておきたかった。 また優しい風が吹きました。 その風がいつどこで生まれたものか誰も知らない。気にも留めない。 それでも 風が吹くその事象そのものにも 確かに意味はあるのだと悟りました。 それだけで 私が今ここにいても

果て

人間は愚かだと認識させるには 十分すぎるほどの出来事が この世の中には沢山あって それは…

白山 律
2年前

変わらない空

ふと、スマホから目を外して、 青空に一筋の雲をみた時、 私は途方もない寂しさを感じてしま…

白山 律
2年前
1

春に死を想う

晴れた春の午後、穏やかなこの日に、 優しい日差しが眩しいこの春の日に、 私は確かに幸せを…

白山 律
2年前
2

雨と私の唄

昨晩から激しく降り続いていた雨は、 朝起きてもずっと降り続いていて、 心もぷっかりと浮か…

白山 律
2年前
1

思い出の色

今になってようやく、君の言っていた言葉の意味が分かった気がするよ。 どこにも行けずにもが…

白山 律
2年前
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また、夢を見た

黒い夜のトンネルを抜けると、 果てのない大きな世界が広がっている。 精神が入り混じる空間…

白山 律
2年前
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白い月、春

春と聞くと、私はあの日の冷たい夜の月光を思い出す。 木々に囲まれた、湖に浮かんだ白い月が微かに震え、 それが美しくもあり怖くもあった。 私はその時泣いていたのかもしれない。 壮大な二面性を孕んでいる彼、もしくは彼女に、 私は惜しみのない称賛を送った。 景色が美しいのではなくて、それが由来する何か別のものが、 その真の美しさが、この景色を美しさたらしめている、 と考えたことはあるだろうか? フィルターを通して次々と勝負を挑むもの、 負けるはずがないと私は信じているし、信じていた