#OICの短冊 まちライブラリーに寄贈

 この記事は、総合表現サークル“P.Name”会誌「P.ink」七夕号に掲載されたものである。本誌は2023年7月7日に発行され、学内で配布された。


 OICはその位置する茨木市との連携を強みとするキャンパスである。図書館を擁するB棟には「立命館いばらきフューチャープラザ」なる如何にも弊学らしい名がついて、茨木市民に解放された施設が乗り入れている。
 そのうちのひとつ「まちライブラリー」さんに今回、当会の冊子を寄贈した。
 この際、当会からとある企画を打っている。当会から寄贈された冊子のスペースに、小さな笹と、短冊およびペンを設置した。#OICの短冊 である。

 元々、まちライブラリーさんに当会の会報を寄贈できないかという話をSiriusがしており、お話を伺ったところ、何らかのイベントができればよいとのことだったので提案した企画である。結果として、まちライブラリーを常用する方々や、OICに短冊スペースが不足しているのを不満に思っていた学生らから好評をいただいている。
 上記画像のPOPで案内している通り、この企画では、笹によせられた「願い」を当会監修のもと「詩」に昇華して冊子にまとめる。これについては、衣笠キャンパスの短冊スペースにもない付加価値と言えよう。
 そもそもまちライブラリーさんがすばらしい施設である。高校の図書館のような落ち着いた雰囲気に、茨木市民の寄贈をベースとした一風変わった品揃えの本たちは背表紙を眺めるだけで面白い。
 
 短冊企画は七月一四日まで続く。当会の会報に関しては、その後もしばらくは設置される。

 ぜひ一度訪れてみてほしい。

文責:紀政諮(代表 / 文芸局長)

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