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いわゆるECFMG2024年問題。2024年以降「果たしてイタリアの医学部を卒業してもUSMLEを受けられるのか?!」問題!(実はかなりの大問題と大不安)

<*2023年12月14日記>
(*以下記載したものは随時変更になる可能性があり、誤っている記載があるかもしれません。必ずご自身で公式サイトをご覧になり確認・研究してください。)

超重要記事です。
界隈ではもう何年も散々な話題となっているもの。
アメリカ医師試験を統括するECFMGが、外国医学部卒業生・通称IMGに対し、2024年度以降に入学した者は、ECFMGが認定する国・医学部以外の卒業生は原則として、アメリカ医師試験の受験資格はない=アメリカのレジデンシープログラムに応募できなくなる。とするものです。その認証機関は、WFME: World Federation for Medical Education です。

ECFMGによる公式発表当初、日本全国の医学部に大変なニュースが飛び込み、各医学部はしのぎを削ってカリキュラムを大幅に改定、ECFMG基準として認定されるよう、講義時間を削り、臨床実習時間を大幅に増大させなくてはなりませんでした。発表当初から計画・対策がされたためか、なんとか現在(2023年12月14日)、日本の医学部81大学中、77校がWFMEへ認定されているようです。

*さらにここで留意していただきたのは、日本の厚生労働省はアメリカをまず手本にしているので、いずれかの将来、日本の医師国家試験出願に際し、WFME認定されない医学部卒業生は受験資格がなくなってしまうか予備試験スタートになってしまう可能性が出てくるかもしれない、ということです。これは大変な事です。


<本題のイタリアはどうなっているのか?>

イタリアの医学部は、イタリアの「大学・研究機関評価機構 ANVUR: Agenza Nazionale di Valutazione del Sistema Universitario e della Ricerca」から国をあげて申請中です。
2023年12月12日現在、イタリアはいまだに申請中…
あの、あと半月で2024年ですが…。

ANVUR公式サイトを見ると「WFMEへ申請しました。」のみ。

「2023年、海外から専門家を迎え、WFME認証を目指します」のみ。

い、いたりやです。。。

<対策>

【もう卒業されてしまった方】


問題なしです。

【現在イタリア、チェコ、スロバキア、ポーランドの医学部に在籍中の皆さん】

不安は持ちつつも今だからできる対策
是非今のうちに、ECFMGアカウントIDを作りましょう!!
在籍中であれば、新入生の1年生でも申請・登録ができます。ECFMG個人アカウント登録をしていれば、これ以降何があってもUSMLEを受験できるようです。

(勝手に引用させていただきましたが、とても分かりやすいです)

【これからイタリヤの医学部を目指される方】


きっとイタリヤが認証されることを、切実に気長に祈願しましょう。これのみです...。

以上をしっかりと塾考した上で、慎重にイタリアの医学部を検討されてください。

以上、ミラノの現場から中継でした。」


以下に現在の認証状況をリストします

[そもそもWFMEへ申請すらしていない国!]


・イギリス(!!!イギリスの医学部へ入学してもアメリカで医師活動ができなくなります!!!)
・シンガポール
・フランス
・ベルギー
・ルクセンブルグ
・デンマーク
・スウェーデン
・ノルウェー
・フィンランド
・エストニア
・ラトビア
・クロアチア
・スロベニア
・ブルガリア
・ボスニア・ヘルツェゴビナ
・セルビア
・モンテネグロ
・アルバニア
・北マケドニア

[日本人が進学できそうな国でWFME認定がまだ申請中の国]

・チェコ
・スロバキア
・ポーランド
・イタリア
・ギリシャ

[日本人が進学できそうな国でWFME認定が既におりている国]

<ヨーロッパ他>
・アイルランド:
各国立大学、私立 RCSI: Royal College of Surgeones in Ireland、RCSI バーレーン医科大学、RCSI マレーシア校、University College Dublin マレーシア校、Perdana大学RCSI マレーシア含む

・ドイツ(ドイツ語要)
・オーストリア(ドイツ語要)
・オランダ(オランダ語要)
・スペイン(スペイン語要)
・アイスランド(アイスランド語要)
・ハンガリー
・リトアニア
・ルーマニア
・モルドバ
・キプロス

<中近東>
・トルコ
・ジョージア
・アゼルバイジャン
・UAE
・カタール
・バーレーン

<アジア・オセアニア>
・オーストラリア
・ニュージーランド
・フィリピン
・中国
・マレーシア(日本の医師国試本試験受験資格認定のための当該国の医師免許は外国人は取れないらしいです。要注意)

<カリブ海>
・グレナダ
・セント・ルチア
・バハマ
・バルバドス
・セントキッツ・ネービス
・トリニダード・トバゴ
・セントヴィンセントおよびグレナディーン諸島
・ドミニカ共和国
・ドミニカ
・アンティグア・バーブーダ

以上、これから進学を考える方にとっては大変な問題です。
すでに卒業された方は問題ありません。
『無難に日本の医学部を目指された方が良いと思います。』

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