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道しるべの大木

教室をしている中で、毎日毎日たくさんのお母さんたちと接します。お一人お一人のお母さまを心から尊重し、愛し、時には叱咤激励をし、そしてお子さま同様、見守らせていただく日々を過ごしています。

そんな毎日を重ねて、お母さまとは7年8年9年・・・と非常に長いお付き合いになります。泣き虫だった新米ママが「強いおかあさん」になっていかれる様子を見守っていけることは、私がこの仕事を続けているモチベーションの一つとなっています。

最近も、「Hさん、強いお母さんになってこられたな」ということを感じて、嬉しくなりました。当たり前ですが、強い、というのは腕力ではありません。精神力です。

どんなことがあっても動じない!

ちょっとやそっとでメソメソしない!

よその子はよその子、うちの子はうちの子。

子どものことは私が守る!

という「覚悟」のようなオーラが出て来られました。とてもまぶしいです。

こうなってくると、子どもは安心して伸び伸びと育っていくことができます。少々遠くへ行っても、回り道や寄り道をしても、真ん中に大きな大木(お母さん)がデーンと道標に立っているのですから、子どもは、「帰り道を見失う」ということはありません。

いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。