そのままで100点、って思えませんか?
あなたは出産時のことをおぼえていらっしゃいますか?初めてわが子と対面をした時、やっと会えたという感動と、
『この、か弱い赤ちゃんをこれから自分で育てていかないといけないんだ』
という、ある種、覚悟のような気持ちに緊張されたのではないでしょうか?
私はそうでした。嬉しい気持ちもあり、ようやく妊婦生活から解放されるという気持ちもあり、けれど、何とも言えない重圧も感じました。「とうとう始まってしまった」みたいな。
けれどもその時、あなたの元にやってきてくれた赤ちゃん。待ちに待った赤ちゃんは、もうそれだけで、あなたにとって
「100点満点の存在」だったはず。
赤ちゃんを見ているだけで胸がじ~んと熱くなって、勝手に涙が出てきませんでしたか?
ニコッと笑った、声を出した、おっぱいを飲んだ、よく寝た、伸びをした…こんな些細な成長をご夫婦で喜び合い、毎日飽きもせず同じような写真を撮り続けましたよね?小さな小さな進歩でも心躍るくらいに嬉しくて、かわいいかわいいと抱きしめていませんでしたか?
ですのに…
「あれができない」「これができない」「しゃべらない」「食べない」「歩かない」「寝ない」・・・・
子どもを減点方式で見てしまう癖はいつからついてしまったのでしょうか?そして、親のエゴや欲はいつから出てきたのでしょうか?
おそらく、育児書との比較、ママ友のなにげない一言、よその子との比較、などから始まるんですよね。
原点に戻りましょう。
子どもは加点方式で育てるのが正解です。
そのままで100点の上に、何かができるようになったら+1点、+1点、と加点していくのです。
そこにいつもいてくれる、それだけで100点=満点の存在。
減点方式の子育てから、加点方式へ♪
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