見出し画像

Q:2歳になる息子は、食事の際だらだらと遊び食べをします。見ていると腹が立ってイライラします。

『2歳を過ぎていれば、「おやくそく」ができるよ』と七田眞氏より教わりました。お子様は2歳になっておられるので、「おやくそく」をしてみましょう。まず食事の時間を15分、20分、と決めます。そして、「長い針が●●のところに来れば食事は終りね」と約束をしましょう。

そして、●●の時刻になれば、まだ途中であっても、まだ食べ足りないと思っても、お食事を淡々と下げてしまいましょう。その後は、次の食事までどんなに泣いても、おなかがすいたといっても、一切取り合ってはいけません

「おやくそく」ってそういうことだから。


ところが!

ほとんどのお母さんたちは、「かわいそうだから」といってリンゴやパンを与えてしまい、自分から「おやくそく」を反故にしてしまうのです。

一度これをやってしまうと、もう、「おやくそく」なんて無理です。できません。


また、

食事をしないから、と、

おもちゃで遊んでいる子を追いかけまわして、口までスプーンで食事を運んでしまうお母さんもおられます。子どもはDVDを一生懸命見ていて、顔はテレビの方向を向いて、口だけちょっと横を向き、そこへお母さんがスプーンでご飯を食べさせる、という光景。あまりにもみっともなくて耐えられません。

決められた時間に食べなければお腹が空いて困る、と分かれば、子どもは決まった食事時間に一生懸命食べ終わるようになります。それに、1回くらい食事を抜いたところでどうってことないですから。

毅然とした態度と、親の覚悟が試される場面ですね。

いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。